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浦和がJリーグ統一ルールに反対、DF山中はサポーターについて「厳しい声もありますが…」

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意気込みなどを語った浦和DF山中亮輔

 浦和レッズのDF山中亮輔が17日、WEB会議システムを用いた取材対応を行い、再開初戦に向けた意気込みや、浦和がJリーグ統一ルールに反対したことなどに関して語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 新型コロナウイルスの影響で中断していたJ1リーグは7月4日に再開。浦和は埼玉スタジアムで昨季王者の横浜FMと対戦する。

 山中にとっては2017年から2シーズン過ごしたチームとの古巣戦だ。「昨年のチャンピオンチームですし、素晴らしいチームなので、非常に難しい試合になることは予想できますし、タフな戦いになると思っています。連戦にもなりますし、チーム一丸となって戦っていければと思っています」と力を込めている。

 再開後のリーグ戦は当面の間、無観客で開催される予定。「ファン・サポーターの声援がないので、フワッと入らないようにしないといけないと思います」。立ち上がりの戦いをポイントに挙げる一方で「プラスの面としては声が通るので、コーチング、声でうまくコミュニケーションを取っていけるのではないかと思います。そういったところが大事になると思います」と話した。

 浦和は16日、Jリーグから公表された横断幕掲出禁止という統一ルールに対し、「反対」の意を伝える文書を提出したことを発表。全国55クラブの実行委員にも、日本のフットボール文化の在り方についての提言書を送った。

 山中は大きな話題となったこのテーマについて問われると、「横断幕を目にすることによってモチベーションは上がりますし、昨年も大原サッカー場にたくさんの横断幕が掲げられていることもありました。そういった熱い気持ちを受け取るということで横断幕は選手のモチベーションにつながっていると思います。難しい問題ではありますが、実現できたらうれしいです」と述べ、ファン・サポーターに対する思いも語っている。

「あの埼玉スタジアムの雰囲気を作れるのはレッズのファン・サポーターしかいません。本当に選手たちの力になっているので、そういった力を借りることができないのは痛いと思っていますし、難しい試合になると思っています」

「(ファン・サポーターの熱量に関して)厳しい声もありますが、それが浦和レッズというクラブだと思っています。それを覚悟している選手しかいないと思います。力になっているということしかありません」

 スタジアムで一緒に戦うことはできないが、ファン・サポーターの熱い思いを背負って試合に臨む。再開初戦まであと約2週間。山中は「見ている人を熱くさせるようなエネルギッシュなプレーを見せたいです。縦に速く走ることが大事になってくると思いますので、そういった姿勢を見せられるようにしたいです」と誓った。

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