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手倉森采配的中!2連勝の長崎が暫定首位浮上、北九州はJ2昇格後初ゴールも連敗

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[6.27 J2第2節 長崎2-1北九州 トラスタ]

 新型コロナウイルスの影響で中断していたJ2リーグが27日、第2節から再開し、V・ファーレン長崎ギラヴァンツ北九州を2-1で下した。2連勝で勝ち点を6とし、大宮と並んで暫定首位に立った。

 互いに2月23日の開幕節以来、約4か月ぶりの公式戦。長崎は開幕節の栃木戦(○1-0)から先発2人を変更し、桃山学院大から新加入のMF毎熊晟矢、新潟から加入のMF加藤大が新たに入った。対する北九州は前節福岡戦(●0-1)先発6人を入れ替え、順天堂大から加入のDF村松航太、湘南から加入のFW鈴木国友らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合は前半5分、長崎がさっそくスコアを動かした。MF名倉巧がボールを持ち上がって右サイドに展開すると、MF澤田崇が対面の守備陣を振り切ってグラウンダーのクロスを供給。ゴール前では味方に合わなかったが、ファーに流れたボールに対してDF亀川諒史が思い切って右足を振り抜き、豪快なシュートをたたき込んだ。

 前半15分ごろから、会場の雨脚が強くなって視界が不安定になる。拮抗した展開が続いた40分、北九州の小林伸二監督は早くも交代カードを使用。最終ラインのDF生駒仁を下げてMF國分伸太郎を投入し、ボランチに入っていたMF川上竜を一列下げた。勢いを強めた北九州は44分、MF椿直起が惜しいシュートを放ったが、GK高木和徹の好セーブに遭った。

 北九州は後半13分、國分のスルーパスからMF高橋大悟が華麗な身のこなしで抜け出し、ゴール前にフリーで駆け上がったが、強烈なシュートは相手をかすめて大きく枠外。やや劣勢となっていた長崎は17分、FWビクトル・イバルボ、FWルアンの強烈な攻撃陣を一気に投入した。

 すると後半20分、長崎はイバルボとのパスワークでゴール前に突破したルアンがゴールを決め、手倉森誠監督の采配が見事に的中した。北九州は34分、セカンドボールを拾った國分がミドルシュートを突き刺し、昇格後初得点で再び1点差に詰め寄ったが、反撃はここまで。再開初戦の九州ダービーは長崎が制し、2連勝を達成した。

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