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鹿島FW染野がデビュー戦でバー直撃シュート…ザーゴ監督「いい才能を持っている」

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FW染野唯月がJデビュー

[7.4 J1第2節 川崎F2-1鹿島 等々力]

 尚志高2年時に全国高校選手権で大ブレイクを果たし、鹿島アントラーズに入団した“高校ナンバー1ストライカー”がJデビューを果たした。FW染野唯月は後半27分にピッチに送り込まれると、右サイドハーフの位置でプレー。後半40分にビッグチャンスを迎えた。

 MF遠藤康のフィードで抜け出したDF永戸勝也がPA左ゴールライン際からマイナスに戻すと、相手のクリアが乱れ、こぼれたボールに染野が反応。迷わず右足を振り抜いたが、パワーある強烈なシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。「FWとして決めなくちゃいけない部分だったので、チームを助けられなかった、いい方向に持っていけなかったのはすごく残念です」と悔しさをにじませた。

 その直後にはエリア内に走り込んでトラップしたところで倒されたが、笛は鳴らず、PK獲得とはならなかった。「PKをもらうというよりはシュートを選択していれば、おのずとPKを獲得できたのかなと思います」。惜しくも得点にはつながらなかったが、限られた時間の中でチャンスを創出した。

 ザーコ監督は「本当にいい才能を持っている選手。練習の中でも集中してこちらの要求したことをやろうとする姿勢、意欲が感じられる」と称えると、「今日もたった30分で決定的なチャンスを演出した。今後もいい意味での成長曲線を描いていけたら」と評価した。

 4か月の中断明け初戦で上々の公式戦デビュー。期待のルーキーは「デビューできてうれしいですし、その中で持ち味を出せたのは良かったと思う。点を取れなかったのは今後の課題になっていくと思うし、もっともっとシュートの意識を高めていきたい」と前を向いた。

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