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仙台の18歳ルーキーGK小畑が完封デビュー「練習から1年目とか関係なく…」

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プロデビュー戦を完封勝利で飾った仙台GK小畑裕馬

[7.4 J1第2節 湘南0-1仙台 BMWス]

 今季、ベガルタ仙台ユースからトップチームに昇格したばかりの18歳ルーキーGK小畑裕馬がプロ初出場で肝っ玉満点のプレーを見せ、自らのプロデビュー戦を完封勝利で飾った。

「緊迫した中で自分がどれだけ落ち着いてできるか。そう思ってプレーし、結果が出て良かった」。試合後のオンライン会見に臨んだ18歳は初々しく喜びを表現した。

 今季から指揮を執る木山隆之監督が「立ち上がりにグラウンダーのシュートを胸の中に入れて止めたことで落ち着いて、十分にやれることを示した。初めて試合のピッチに立ったとは思えないほど落ち着いていた」と評したように、小畑自身も「最初の1本目を落ち着いてプレーできて、そこから落ち着いた」と振り返った。

 持ち味は巧みなキック。ボールを握って後ろから攻撃を組み立てていくスタイルを標榜する木山サッカーで生きる特長を持っているとの自負があるが、この日は強風と雨という悪条件下での試合。状況に応じて、ある程度割り切ったプレーを選択するなど、冷静さや判断力も光った。

「練習のときから(プロ)1年目とか関係なく、自分を出せていたことが評価された。今日の試合も自分のプレーができて良かった」と満足そうだった。

(取材・文 矢内由美子)

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