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10人で1点を追う展開で出場…柏MF戸嶋祥郎「どんな状況であれ結果を」

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中盤の底で奮闘したMF戸嶋祥郎

7.4 J1第2節 柏0-1FC東京 三協F柏]

 今季、アルビレックス新潟から柏レイソルに加入したMF戸嶋祥郎が、J1&日立台デビューを飾った。

 2018年に筑波大から新潟に加入すると、ルーキーイヤーで32試合、翌シーズンは34試合と主力選手として活躍した。新天地の柏では、公式戦初戦のルヴァン杯で途中出場を果たしていた。リーグ中断明けのFC東京戦でホームの三協フロンテア柏スタジアムで初めてプレーしたが、MFヒシャルジソンが退場、FC東京に先制点を献上した直後という難しい場面での投入となった。

 それでも「J1は初めてだったので、気合いが入っていた」という戸嶋は、ヒシャルジソンに代わってそのまま1ボランチにおさまると、ボールを散らして起点となった。「なんとか引き分けに持ち込みたい」(ネルシーニョ監督)柏は、MF神谷優太、FW仲間隼斗と新加入選手をピッチに送り込んだが、最後まで得点を奪うことはできなかった。

「ビハインドで、1人少ない状況で途中から出ることになったので、まずは1点を取って勝ち点をひろっていくことをイメージして試合に入ったのですが、達成できなくて悔しい」と試合を回想した戸嶋。「新加入ということで試合で結果を出さないと使ってもらえない。どんな状況であれ結果を出していかないと」。そう自責の念をこめると、「もっと輝けるように」と活躍を誓った。

(取材・文 奥山典幸)
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