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勝ち越せなかった磐田…10人の岡山が粘ってドローに持ち込む

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[7.5 J2リーグ第3節 磐田 1-1 岡山 ヤマハ]

 J2リーグは5日、第3節2日目を開催し、ヤマハスタジアムではジュビロ磐田ファジアーノ岡山が対戦。前半13分にFW清水慎太郎のゴールで岡山が先制するも、後半25分にMF上原力也の得点で磐田が追い付き、1-1の引き分けに終わった。

 再開節となった6月28日の第2節京都戦を0-2で落とした磐田は、同試合から先発2人を入れ替え、MF山田大記、DF石田崚真らを先発起用。一方、アウェーの岡山は第2節山口戦(△2-2)から先発1人を入れ替え、DF椋原健太らがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 前半13分に試合を動かしたのはアウェーの岡山だった。MF上門知樹のパスから右サイドを椋原が駆け上がると、グラウンダーのクロスを供給。MF白井永地がスルーしてフリーでボールを受けた清水が狙いすました右足のシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。清水は前節の山口戦に続き、2試合連続ゴールとなった。

 1点のビハインドを背負った磐田は前半28分、上原の縦パスを山田がつなぎ、最後はFW小川航基がフィニッシュに持ち込むも、ジャストミートさせることができずにGKポープ・ウィリアムにキャッチされる。同40分には岡山が再びゴールを脅かすが、清水の落としから放ったFWイ・ヨンジェのシュートはGK八田直樹に触れられるとクロスバーを叩き、追加点を奪うには至らなかった。

 1-0と岡山がリードしたまま後半を迎えると、磐田が圧力を強めるが、後半14分のFWルキアンの落としに反応して放った山田の至近距離からのシュートが好反応を見せたポープ・ウィリアムに阻まれるなど、なかなか岡山ゴールをこじ開けられない。

 しかし後半22分、MF大森晃太郎のパスから抜け出そうとした小川がDF田中裕介のファウルを誘うと、田中が一発退場となって磐田が数的優位に立つ。さらに、このプレーで得たFKを上原が緩やかな軌道を描く直接FKで沈め、磐田が試合を振り出しに戻した。

 1人多い磐田が一気に勝ち越しを狙うが、後半29分にMF山本康裕のクロスから小川が叩き付けたヘディングシュートは枠を外れ、同33分にはカウンターからMF松本昌也、ルキアンが立て続けにゴールに迫るも体を張った岡山守備陣がゴールを許さず。その後も磐田が押し込む展開が続いたものの、最後まで勝ち越しゴールは生まれずに1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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