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2ゴールの川崎F家長、有観客再開に感慨「改めて幸せなこと」

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家長昭博が2ゴールの活躍

[7.11 J1第4節 川崎F 3-1 柏 等々力]

 等々力陸上競技場に来場した4724人の観客の前で2ゴールを叩き込んだ。政府によるイベント開催方針の緩和に伴い、約4か月半ぶりに観客入場が解禁。サポーターはタオルマフラーを掲げてゴールを喜び、川崎フロンターレFW家長昭博は「選手としてはお客さんがいてくれて、改めて幸せなことだなと思いました」と力を込めた。

 連続ゴールで有観客再開を祝った。まずは前半40分、MF脇坂泰斗が右CKを蹴り込み、FW江坂任の頭に当たったボールがファーサイドに流れると、家長がフリーで反応。ジャンピングヘッドで叩き込み、今季初ゴールをマークした。見せ場は続き、2分後にもゴール。FWレアンドロ・ダミアンを囮に使った家長はペナルティーアーク内で意表を突き、利き足ではない右足シュートでDF染谷悠太の股下を抜いた。

 今季チームは4-3-3の新布陣を採用しており、3トップは昨季を上回る存在感を放っている。再開後の3試合でL・ダミアンが2ゴール2アシスト、FW長谷川竜也が3ゴール、家長が2ゴール2アシストを記録するなど、攻撃の破壊力は抜群。中断明け3連勝を飾り、暫定首位に浮上した。

「大きくは去年とやることは変わっていないですが、意識付けとして3トップの選手が攻撃の時にカウンターで出ていくというのはチームとしてある。狙いが出てるシーンも多いと思うし、新しいことに取り組んでいる効果も少しずつ出てきている」。そう手応えを語ったレフティーは「1週間後からまた連戦が始まる。もう1段階チームが強くなるように、しっかり練習して連戦に臨みたい」と気を引き締めた。

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