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ポジショニングを悔やんだ浦和GK西川「僕がもう少し中の状況を把握していれば…」

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浦和レッズGK西川周作

[7.18 J1リーグ第5節 FC東京 2-0 浦和 味スタ]

 前節はホームでシャットアウト勝利を収めた浦和レッズだったが、一転してアウェーでシャットアウト負け。今季初の敗戦に、主将のGK西川周作は「ディエゴ・オリヴェイラ選手のところで基点をつくられることが多かった。前半から球際の所でもう少しいけたら良かった」と振り返った。
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 もったいなかったと悔やんだのは前半45分に与えた先制点だ。FC東京の右SB室屋成が右足でゴールから遠ざかる軌道のクロス。ボールは西川の右手をかすめながらD・オリヴェイラの目の前に飛び、胸で押し込まれた。

「森重選手からのサイドチェンジが室屋選手の足元に入る前に、僕がもう少し中の状況を把握していれば良かった。僕が触ってしまった分、橋岡選手がクリアできず、D・オリヴェイラ選手のところにいってしまった」

 チームとしてはボールホルダーの室屋に対してDF山中亮輔がもう一歩寄せたかったという反省もあるが、西川としてはそれ以上に自分が選手の位置関係をもっと把握しているべきだったと省みた。

 悔しい今季初黒星。しかし、「先制された後、相手に引かれたときにどう崩していくか。それはシーズンを通してもっとやっていかないといけない」と、次の課題も見つかった。次節は中3日で柏レイソル戦。ホーム埼玉スタジアムに相手を迎えての一戦に気持ちを切り替えていた。

(取材・文 矢内由美子)
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