FC東京ラストマッチのMF橋本拳人「青赤魂を持って世界で戦ってきます」
[7.18 J1リーグ第5節 FC東京 2-0 浦和 味スタ]
下部組織から育った愛着のあるクラブを離れ、ロシアへと旅立つ決断を下した。この日の試合は、MF橋本拳人にとってFC東京でのラストマッチとなった。
最後の試合は4-3-3のアンカーの位置に入った。チームは前半45分にFWディエゴ・オリヴェイラの得点で先制すると、後半21分にはFWアダイウトンが加点。後半37分にMF東慶悟がピッチを去る際には橋本にキャプテンマークが託され、試合終了のホイッスルが吹かれるまでチームのために戦い抜き、ラストマッチを2-0の完封勝利で飾った。
「自分自身ラストマッチだったけど、僕自身、浦和に一度も勝ったことがなかったので本当に勝てて嬉しい。ずっと勝てていない相手だったので、チームもすごく勢いに乗っていけると思う」
1993年8月16日生まれの26歳は、FC東京の下部組織から育ち、12年にトップチームに昇格。13年途中から14年シーズンは期限付き移籍した熊本に在籍したが、それ以降は“青赤”のユニフォームに袖を通し続けてきた。しかし、今月7日、FC東京からロシア1部ロストフへの移籍が発表された。
「小学生から17年間育ててもらったクラブを離れるのは簡単な決断ではなかった」
試合後のセレモニーでは、下部組織時代から現在までのVTRが流され、感極まった様子を見せた。しかし、「お別れは寂しいけど、青赤魂を持って世界で戦ってきます」と前を向くと、「必ず大きくなって味の素スタジアムに戻ってきたい。長い間ありがとうございました」とずっと背中を押し続けてくれたファン・サポーターに感謝を伝えた。
(取材・文 折戸岳彦)
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「自分自身ラストマッチだったけど、僕自身、浦和に一度も勝ったことがなかったので本当に勝てて嬉しい。ずっと勝てていない相手だったので、チームもすごく勢いに乗っていけると思う」
1993年8月16日生まれの26歳は、FC東京の下部組織から育ち、12年にトップチームに昇格。13年途中から14年シーズンは期限付き移籍した熊本に在籍したが、それ以降は“青赤”のユニフォームに袖を通し続けてきた。しかし、今月7日、FC東京からロシア1部ロストフへの移籍が発表された。
「小学生から17年間育ててもらったクラブを離れるのは簡単な決断ではなかった」
試合後のセレモニーでは、下部組織時代から現在までのVTRが流され、感極まった様子を見せた。しかし、「お別れは寂しいけど、青赤魂を持って世界で戦ってきます」と前を向くと、「必ず大きくなって味の素スタジアムに戻ってきたい。長い間ありがとうございました」とずっと背中を押し続けてくれたファン・サポーターに感謝を伝えた。
(取材・文 折戸岳彦)
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