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“逆ほこたて決戦”痛み分け…鳥栖831分ぶり得点、清水は開幕5連敗でストップ

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鳥栖はMF原川力が得点した

[7.22 J1第6節 鳥栖1-1清水 駅スタ]

 サガン鳥栖清水エスパルスの一戦は、1-1の引き分けに終わった。鳥栖は2試合ぶりの引き分け。清水は開幕からの連敗を5で止めたが、いずれも初勝利はお預けとなった。

 開幕から5試合無得点、昨年から続く8試合連続無得点はJ1ワースト。時間にして797分無得点はJリーグワーストを更新と、屈辱的な試練を迎えていた。ただ今節は今季ここまでJ1最多12失点で開幕5連敗。最下位に沈む清水を迎えての一戦。“逆ほこたて決戦”となっていた。

 何としても得点したい鳥栖だったが、いきなりアクシデントが襲う。セットプレーの際に競り合ったFW金森健志が左足首を負傷。前半10分で途中交代を余儀なくされる。そして同19分には清水にCKを頭で繋がれ、FWカルリーニョス・ジュニオに先制点を決められてしまう。

 しかし待望の瞬間は前半35分にやってくる。金森と交代で入っていたFW石井快征の落としからMF原川力がミドルを狙う。低い弾道のシュートはGK梅田透吾の手を弾いてゴールネットに収まる。鳥栖にとっては昨年の第31節以来8試合ぶり、時間にして831分ぶりの得点で同点に追いついた。

 後半は緊張感のある展開が続いた。後半28分に清水がCKをDFヴァウドが頭で合わせてゴールネットを揺らすが、シュートコースにいたカルリーニョス・ジュニオがオフサイドでゴールは認められない。鳥栖も後半アディショナルタイム2分にMF安庸佑が左足で強烈なシュートを狙ったが、梅田の好セーブに弾かれ、勝ち越し弾にはなからかった。

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