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柏が浦和に4発完封勝利!! 70歳誕生日のネルシーニョに白星プレゼント

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柏レイソルが埼玉スタジアムで浦和レッズに快勝

[7.22 J1リーグ第6節 浦和 0-4 柏 埼玉]

 J1リーグは22日、第6節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズ柏レイソルが対戦。前半32分にMFヒシャルジソンのゴールで先制した柏は、その後FWオルンガとMF仲間隼斗に2試合連続ゴール、MF神谷優太に移籍後初ゴールが生まれて4-0の完封勝利。この日、70歳の誕生日を迎えたネルシーニョ監督に白星をプレゼントすることになった。

 ホームの浦和は7月18日の第5節FC東京戦(●0-2)から先発5人を入れ替え、FWレオナルド、FW武藤雄樹、FWファブリシオ、MFエヴェルトン、MF関根貴大らを先発起用。一方、アウェーの柏は第4節湘南戦(○3-2)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半3分に好機を生み出したのはホームの浦和。パスカットを成功させたDF岩波拓也の縦パスをレオナルドが受け、ドリブルで運んでヒールパス。反応した武藤が鋭い反転からフィニッシュに持ち込むがボールは枠を捉え切れなかった。今季初先発となった武藤は同8分にMF柴戸海の縦パスから抜け、同15分にはPA外からシュートを放つなど積極性を示す。

 一方の柏は前半18分、MF神谷優太がパスカットしたボールがオルンガにつながると、PA外から左足を振り抜く。勢い良く一直線にボールは飛び出したがゴール右に外れた。同21分には浦和。右サイドのスローインから武藤、レオナルドとつないだボールからファブリシオが好機も、シュートはGK中村航輔に右足1本で阻まれてしまう。

 すると、前半32分に浦和のミスを突いて柏が先制に成功。西川がゴールキックを岩波に預けると、柏の前線がプレッシャーを掛ける。リターンパスを受けた西川が柴戸へ送った縦パスをMFヒシャルジソンが狙い撃ち。ボール奪取を成功させてPA内に持ち込み、落ち着いて右足で流し込んでスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った浦和は前半終盤に好機。前半36分、DF橋岡大樹のクロスの流れからゴール前が混戦となり、関根のパスに反応したレオナルドが狙うが、DF大南拓磨のブロックに遭う。さらに同45分にはPA内に侵入したDF山中亮輔のラストパスから関根がフリーになるも、シュートは好反応を見せた中村にストップされてしまった。

 1-0と柏がリードしたまま後半を迎えると、同7分に柏が追加点を奪取。右サイドからDF古賀太陽が送ったクロスをファーサイドのオルンガが打点の高いヘディングで合わせる。フワリとループ気味となったシュートは、西川の頭上を越えてゴールを陥れてスコアを2-0とした。

 さらに後半12分には柏が3点目。ハーフウェーライン付近で関根からボールを奪ったDF三丸拡がMF江坂任に預けて、左サイドを駆け上がる。江坂からパスを呼び込んだ三丸のクロスをファーサイドの神谷が落とすと、中央の仲間がヘディングで押し込んだ。

 リードを3点に広げられた浦和は後半14分に3枚替えを行い、FW興梠慎三、FW杉本健勇、MF伊藤涼太郎を投入。同32分には興梠の浮き球のパスから伊藤が狙ったシュートは、またもや中村に阻まれてしまう。その後、同44分にセンターサークル付近でボールを奪った神谷がミドルシュートでネットを揺らし、柏が4-0の完封勝利で2連勝。敗れた浦和は2連敗を喫することなった。

(取材・文 折戸岳彦)
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