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オルンガの一発に沈む…今季初黒星の名古屋DF中谷「ザ・ストライカーみたいな選手」

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FWオルンガをマークするDF中谷進之介

[8.1 J1第8節 名古屋0-1柏 豊田ス]

 3試合連続の無失点で3連勝中だった名古屋グランパスだが、ワンチャンスをFWオルンガに決められて今季初黒星を喫した。DF中谷進之介は「最終的に、警戒していたオルンガ選手にやられた。オルンガ選手と江坂選手のコンビネーションは警戒していたので、そこでやられたのは悔しい」と唇を噛んだ。

 後半26分、柏はFW江坂任が右サイドから1本のロングパス。最終ラインの背後を取ったオルンガがこれに反応すると、前に飛び出してきたGKランゲラックよりも一歩早く左足の裏でボールをとらえ、無人のゴールに押し込んだ。

 4戦連発で今季通算9ゴールとなった敵エースについて中谷は「ペナルティーエリアの外ではそこまで仕事をせず、いろんな選手に任せながら最後決めるところに徹しているザ・ストライカーみたいな選手」と指摘した。

 ここまで4勝2分と無敗だった名古屋だが、前節の広島戦はチーム内に新型コロナウイルスの陽性者が出た影響で試合当日に中止が決定。クラブとして独自のPCR検査を実施するなどコロナ禍の真っ只中にいた。

 ただ、マッシモ・フィッカデンティ監督はそうした影響よりも前々節の大分戦(○3-0)でFW阿部浩之とMF米本拓司が負傷交代するなど「大分戦で痛手を受けた」ことを挙げ、「どちらかというと、そのほうが影響が大きかった」と指摘。2人の状態については「米本は大分戦で相手の膝が入り、少しひびが入っている。少し時間がかかるが、1か月かからない程度。阿部は捻挫で、米本より早く復帰できるのではないか」との見通しを明かした。

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