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[12月1日 J1総括]最終節で浦和を逆転!鹿島が6シーズンぶりV!

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 J1は1日、最終節9試合を行い、前節まで2位の鹿島が首位・浦和を逆転! 2001年以来6年ぶり5回目の優勝を果たした。

 浦和を勝ち点1差で追っていた鹿島はホームで4位の清水と対戦。序盤清水のスピードある攻撃に押され気味だった鹿島だが前半20分、FWマルキーニョスが倒されて得たPKをMF小笠原が決め先制する。さらに後半3分には左CKのこぼれ球に反応したMF本山が豪快なミドルシュートをゴールへ突き刺し2点目。その後もFWマルキーニョスが加点し、3-0で快勝した。
 一方の浦和は、20試合白星のない最下位・横浜FCと対戦。勝てば自力優勝が決まる浦和だったが前半17分、右サイドをFW三浦知に突破され、MF根占に先制点を許してしまう。浦和はシュート20本を放ちながらも1点が奪えず0-1で敗戦。この結果、鹿島が浦和を勝ち点で2点上回り、首位へ浮上。一時は勝ち点で11もあった差を逆転し、優勝を勝ち取った。
 
 入れ替え戦圏16位の広島は、15位浮上を目指しG大阪と戦った。FW佐藤のゴールで先制した広島だったが、G大阪FWバレー、MF二川のゴールで逆転を許す。後半ロスタイムのDF槙野の同点弾で追いついたものの2-2で引き分け。16位が確定し、J1残留を懸けてJ2で3位の京都とJ1・J2入れ替え戦(12月5日、8日)を戦うこととなった。
 敗れれば16位転落の可能性もあった15位・大宮は、0-1の後半ロスタイムにMF斉藤が同点弾を決め、川崎Fと1-1で引き分け。J1残留を自力で決めた。
 
 6位の新潟は大分DF森重にJ初ゴールを許すなど0-2で敗戦。横浜FMは神戸にシュート18本を打たれながらも耐え切り0-0で引き分け、7位へ浮上した。また前節まで7位の柏と10位・磐田との一戦は、磐田がFW前田の先制弾などで4-0で快勝し、9位へ順位を上げた。
 その他、千葉対名古屋は、アウェーの名古屋がMF小川の先制弾などで2-0で勝利。またFC東京は後半42分のFWルーカスの決勝点で甲府を1-0で下している。

最終節の試合結果は以下のとおり

鹿島 3-0 清水 [カシマ]
[鹿]小笠原、本山、マルキーニョス

大宮 1-1 川崎F [NACK]
[宮]斉藤[川]鄭

千葉 0-2 名古屋 [フクアリ]
[名]小川、玉田

横浜FC 1-0 浦和 [日産ス]
[横]根占

甲府 0-1 F東京 [小瀬]
[東]ルーカス

新潟 0-2 大分 [東北電ス]
[分]森重、鈴木

磐田 4-0 柏 [ヤマハ]
[磐]前田、林、上田、犬塚

神戸 0-0 横浜FM [ホムスタ]

広島 2-2 G大阪 [広島ビ]
[広]佐藤、槙野[G]バレー、二川

(文 吉田太郎)


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