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驚きの“5分の4”!! 大暴れの名古屋FW前田、ハットトリックは「中学生でも取った記憶が…」

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4得点を記録した名古屋グランパスFW前田直輝

[8.8 J1リーグ第9節 名古屋6-2浦和 豊田ス]

 放ったシュートは5本。そして、名古屋グランパスFW前田直輝はその内の4本をゴールへと結び付ける驚異の決定力を見せ付けた

 まずは前半9分だった。左サイドからFW金崎夢生が送ったシュート性のパスに反応して右足ダイレクトで合わせる。シュートはGK西川周作に阻まれたものの、こぼれ球を拾うと冷静にネットを揺らして1点目。さらに、1分後の同10分には左サイドを駆け上がったFWマテウスのグラウンダーのクロスを、ダイレクトで合わせて2点目を記録する。そして同38分にはMFガブリエル・シャビエルのパスから完全に抜け出すと、落ち着いて左足のシュートを流し込み、前半だけでプロ初となるハットトリックを完成させた。

 勢いは止まらず。後半5分には金崎のラストパスをまたもやダイレクトで蹴り込んで4得点をマークした。

 試合後のインタビューに応じた前田は「素直に嬉しい。ハットトリックはいつぶりだろうかというくらい。中学生でも取った記憶が…、小学生ぶりじゃないですか」と白い歯を見せながらも、自分だけの力で達成した記録ではないことを強調した。

「正直、良いボールばかりで、僕は決めるだけという形だった。触るだけ、合わせるだけというボールだったので、チームメイトに感謝したい」

 チームも6-2の快勝を収めたが、表情をすぐさま引き締める。前半だけで5点のリードを奪い、後半にも1点加点しながらも、浦和に2点を返されたこともあり、「4得点でも、6点取っても2点取られているのは改善しないといけない。すぐに切り替えて継続できるように準備したい」と視線を次戦へと向けた。

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