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田中達也が千金V弾! 大分が横浜FMに完封勝ちで連敗を5で止める

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大分が横浜FMに完封勝ち

[8.15 J1第10節 大分1-0横浜FM 昭和電ド]

 J1第10節が15日に行われ、16位大分トリニータはホームで11位横浜F・マリノスに1-0で勝利した。後半23分に決まったMF田中達也の今季3点目が決勝ゴール。リーグ戦7試合ぶりの白星をつかみ、連敗を5で止めた。

 大分は前節からスタメン3人を変更。3-4-2-1の布陣で臨んだ。一方、アウェーの横浜FMは4人を入れ替え、マリティモ(ポルトガル1部)からJリーグに復帰したFW前田大然をスタメン起用。新天地デビューを果たした快速ストライカーは、4-2-1-3の左ウイングに配置された。

 前半27分、横浜FMのFWオナイウ阿道が右サイドで相手のバックパスのミスを逃さずにボールを奪い、ドリブルでPA内右に進入。右足でシュートを放つも、ゴール左に外れる。同31分には中央のMF扇原貴宏が左足で浮き球のパスを送り、前田がフリーでPA内左に抜け出す。しかし、ファーストタッチがうまくいかず、GKに寄せられながら左足で打ったシュートは大きく枠を外れた。

 横浜FMがペースをつかみ始める中、大分も前半の終盤にチャンスを作り出す。前半42分、左サイドのDF香川勇気が左足でクロスを入れると、PA内中央のFW三平和司が反応。頭で叩きつけるも、コースが甘くGK朴一圭に弾かれる。同45分にはPA左脇に流れたFW高澤優也のクロスから、ゴール前のFW伊佐耕平がフリーでヘディングシュート。だが、惜しくも枠の右に外れ、スコアレスで前半終了となった。

 大分は後半に入ると、前線でターゲットになってボールも収める伊佐を中心に好機を増やしていく。後半13分、大きな展開から左サイドの香川につながり、スルーパスを引き出した伊佐がPA内左へ。中央へ持ち出しながらDFチアゴ・マルチンスのマークを振りほどき、右足でゴール右を狙うが、枠を外して先制弾とはならない。

 それでも大分は後半23分にスコアを動かす。自陣でのビルドアップから左サイドの後方のDF三竿雄斗がロングパス。タイミングよく抜け出した高澤が追走するT・マルチンスを巧みな切り返しでいなすと、PA内右へ冷静にボールを送る。フリーで走り込んだ田中が右足でゴール左に突き刺し、1-0とした。

 田中の8試合ぶりとなる今季3得点目で均衡を破った大分。途中出場FW藤本一輝が後半31分にポスト直撃のシュートを放つなど、その後も相手ゴールを脅かす。対する横浜FMは攻撃のカードを切り、11日に柏から期限付き移籍したばかりのFWジュニオール・サントスも後半29分に投入するが、最後までゴールを奪えず。0-1でタイムアップを迎え、3試合ぶりの黒星を喫した。

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