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首位長崎が18位山形に完封負け…鮮やか“ヘディング・シュウト”が決勝点

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決勝点を記録した山形FW南秀仁

[8.16 J2第12節 山形1-0長崎 NDスタ]

 J2第12節が16日に行われ、暫定18位のモンテディオ山形はホームで1位V・ファーレン長崎に1-0で勝利した。後半4分に決まったFW南秀仁のヘディング弾が決勝ゴール。首位チームを相手に勝ち点3を挙げ、今季初の2連勝を飾った。

 4-4-2同士のミラーゲームとなった一戦。守備ブロックを思うように崩せない長崎に対し、山形は両サイドを起点にチャンスを作り出していく。前半26分には左でくさびを打ち込みながら前進し、右サイドでフリーのDF三鬼海に展開。クロスからFW山岸祐也のヘディングシュートがGK高木和徹に止められ、こぼれ球を拾ったFWヴィニシウス・アラウージョが至近距離から狙うも、枠を捉えられず。両チームとも無得点でハーフタイムを迎えた。

 また、前半18分に山形MF中村駿、同42分に長崎FW富樫敬真がそれぞれ負傷退場。互いにアクシデントで最初の交代カードを切り、山形はMF本田拓也、長崎はFW畑潤基を投入した。

 山形は後半開始からMF末吉塁に代え、MF加藤大樹をピッチへ送り出す。同じ左サイドハーフに配置すると、開始4分に抜け出した加藤が左足で速いクロスを供給。前半から中央に絞って攻撃に絡むシーンが目立っていた南が頭でそらすように合わせ、右ポストを叩いたボールがネットを揺らす。南の鮮やかな今季初得点で山形が先制に成功した。

 追いかける長崎は後半15分にMF氣田亮真とMF吉岡雅和、FWビクトル・イバルボとMFルアンをそれぞれ交代。畑の後ろにルアンを置く4-2-3-1に変更する。同34分にはDF亀川諒史とMF磯村亮太を投入する2枚替え。終盤は敵陣でプレーする時間が増えたが、最後まで得点には至らず、0-1で敗れた。2試合ぶりの黒星を喫し、2位に浮上した北九州との勝ち点差は1となっている。

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