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どこまで行くんだ安田理大!! 約70メートル独走決勝弾…磐田下した千葉が今季初の3連勝

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約70メートル独走弾を決めたジェフユナイテッド千葉DF安田理大(写真は8月2日のもの)

[8.16 J2リーグ第12節 磐田1-2千葉 ヤマハ]

 J2リーグは16日、第12節を開催し、ヤマハスタジアムではジュビロ磐田ジェフユナイテッド千葉が対戦。前半21分にFW川又堅碁の得点で先制した千葉が、同28分に磐田に追い付かれながらも同35分にDF安田理大のゴールで勝ち越し、2-1の勝利を収めて今季初の3連勝を飾った。

 ここ4試合負けなし(2勝2分)で7位の磐田は8月12日の第11節大宮戦(△2-2)から先発4人を入れ替え、FW小川航基、MF宮崎智彦、MF上原力也、DF大井健太郎らを先発起用。一方、第11節松本戦(○3-0)で今季初の2連勝を飾った千葉は同試合からDFゲリア、GK新井章太を除く9選手を入れ替え、この一戦に臨んだ。

 前半21分に試合を動かしたのはアウェーの千葉だった。FW山下敬大にボールを預けて前線に駆け上がったFW川又堅碁が浮き球のリターンパスを呼び込むと、トラップでDF藤田義明を外すして左足のシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。昨季まで磐田に在籍した川又にとって、恩返し弾となった。

 しかし前半28分、思わぬ形から磐田に同点ゴールが生まれる。DF新井一耀からバックパスを受けたGK新井章太に対してFW小川航基がプレッシャーをかけると、新井の蹴り出したボールが小川に当たってゴールマウスに収まり、試合を振り出しに戻した。

 だが、前半35分、磐田の攻撃をしのいだ千葉がカウンターから勝ち越し点を奪取。自陣PA外でボールを拾ったDF安田理大がドリブルで独走。約70メートルを運んで敵陣PA前まで持ち込むと、右足の鋭いシュートでネットを揺らして再び千葉が1点のリードに成功した。13年のシーズン途中から磐田に在籍した安田にとっても、古巣からの得点となった。

 2-1と千葉がリードしたまま後半を迎えると、磐田はMF大森晃太郎とDF小川大貴を投入。さらに同22分にはMF山本康裕をピッチへと送り込んで状況を打開しようと試みる。その後は磐田がボールを保持して試合を進めるが、後半途中から最終ラインを5枚にした千葉を攻略し切れず。逃げ切った千葉が2-1の勝利を収めた。

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