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中大出身ルーキーFW加藤陸次樹が止まらない4戦連発!! エース不在の金沢、ウタカ擁する京都に快勝

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[8.16 J2第12節 金沢2-0京都 石川西部]

 J2リーグは16日、第12節を各地で行い、ツエーゲン金沢京都サンガF.C.を2-0で破った。エースFWルカオが不在の中、大卒ルーキーのFW加藤陸次樹が4試合連続ゴール。

 ホームの金沢は前節の北九州戦(●1-2)でルカオが負傷交代。今季6ゴールでリーグ2位のエースを欠く中、先発3人を変更してDF廣井友信、MF窪田稜、加藤が新たに入った。一方の京都は得点ランキング首位のFWピーター・ウタカが直近2戦で5ゴールという絶好調。前節の水戸戦(△2-2)から先発2人を入れ替え、DF石櫃洋祐、MF曽根田穣が起用された。

 金沢は前半12分、早くもアクシデントに襲われた。相手のパスをカットしようとしたMF大橋尚志がピッチに座り込み、プレー続行不可能にとなり、前節Jデビューを果たした金沢星稜大出身ルーキーのMF本塚聖也との交代を迫られた。大橋は前節こそ本塚との交代でピッチを退いていたが、開幕10試合は全試合でフル出場しており、金沢にとっては大きな痛手となった。

 それでも前半30分、金沢が先に試合を動かした。中盤でパスを引き出した窪田が右サイドの背後にグラウンダーでのスルーパスを送り込むと、興國高出身3年目のMF島津頼盛がスピードを生かして突破。ゴールライン際までえぐってふわりとしたクロスを上げ、これに反応した加藤がヘディングでたたき込んだ。中央大出身ルーキーの加藤はこれで4試合連発。今季5ゴール目に到達した。

 金沢はさらに後半4分、中盤でパスを受けた窪田が猛烈な加速から加藤に預け、リターンをもらって敵陣右サイドを攻め上がると、そのままゴール前にカットインしてGKと1対1のチャンスを創出。最後はGK若原智哉を落ち着いてかわして流し込み、リードを2点に広げた。京都は終盤、セットプレーなどで金沢ゴールに迫ったが、無得点のまま試合終了。5試合ぶりの黒星となった。

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