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悔やまれるAT被弾の“直前”…神戸フィンク監督「一人の選手を批判したいわけではない。ただ…」

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勝利目前で勝ち点を落としたヴィッセル神戸

[8.16 J1第10節 鹿島2-2神戸 カシマ]

 ヴィッセル神戸は後半アディショナルタイム4分、18歳のMF荒木遼太郎にJリーグ初ゴールを献上し、最後の最後で勝ち点を取りこぼした。勝負を分けたのは失点直前のプレー選択だった。

 神戸はこの日、前半19分にDFダンクレーのJリーグ初ゴールで先制点を奪うと、38分にクロス攻撃から失点したが、後半16分にMF郷家友太の今季初ゴールで同点。そのまま最終盤まで試合を運び、敵地での勝利は目前だった。

 ところが2-1で迎えた後半アディショナルタイム3分、神戸は追加点のチャンスから一気に崩れ落ちた。MFセルジ・サンペールのボールキープからFW藤本憲明が左サイドを抜け出すと、ベンチ含む周囲から「キープ!」との声が飛んだが、藤本はゴールに向かうプレーを選択。そこでシュートを打ち切れずにボールを奪われ、最後の失点につながった。

 試合後、オンライン取材に出席したトルステン・フィンク監督は「一人の選手を批判したいわけではない」と述べつつ、「ただ、ああいったシーンで残り30秒となればうまい処理の仕方はあるし、経験のある選手はあそこで時間を使えると思う。あのシーンについて言えるのはそれくらい」と厳しい表情。郷家も「最後のほうはコーナーフラッグに向かって時間を作れたんじゃないかとベンチから見ていて感じた。時間の使い方が課題」と振り返った。

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