beacon

首位川崎Fがリーグ新記録の10連勝達成!! C大阪との天王山でも圧巻5発

このエントリーをはてなブックマークに追加

川崎Fが首位攻防戦を制し、リーグ新記録の10連勝

[8.19 J1第11節 川崎F5-2C大阪 等々力]

 J1第11節が9日、各地で行われ、首位川崎フロンターレと2位セレッソ大阪が対戦し、川崎Fが5-2で逆転勝利をおさめた。天王山を制した川崎Fは10連勝を達成し、同一シーズンのリーグ新記録(延長戦を除く)を樹立した。

 ホームの川崎Fは15日に行われた第10節札幌戦(○6-1)から5人を変更し、MF家長昭博が3試合ぶりに復帰。出場停止明けのMF大島僚太、DF登里享平、MF田中碧、FW小林悠が2試合ぶりに先発に戻った。対するC大阪は柏戦(○3-1)戦から1人を変更し、FW高木俊幸が今季初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半はC大阪が主導権を握った。前半7分、浮き球をキープしたDF丸橋祐介が持ち上がって絶妙なスルーパスを通すと、背後に抜け出したFWブルーノ・メンデスがGKとの1対1を制し、左足シュートを突き刺した。

 幸先良く先制に成功したC大阪は緻密な守備で相手のパスワークを寸断。川崎Fは劣勢の中でセットプレーのチャンスを仕留める。前半21分、左45度からのFKをMF脇坂泰斗が直接狙うと、2枚の壁を抜いた低い弾道のシュートがニアを破った。前半42分には家長が丸橋に倒され、PKのチャンスを獲得。自らキッカーを務めると、左足でGKの逆を突き、逆転に成功した。

 2-1で前半を折り返した川崎Fは後半8分、大島の縦パスを小林が頭で落とすと、家長、登里とつなぎ、走り込んだ小林が右足で突き刺した。C大阪もチャンスを仕留め、後半13分、左後方からのFKで丸橋が速いクロスを入れると、小林がクリアを試みたボールがファーに流れ、DF瀬古歩夢が左足で蹴り込んだ。

 1点差に追い上げたC大阪は後半12分にMF西川潤、FW柿谷曜一朗、FW鈴木孝司を投入。川崎Fも後半16分にMF三笘薫を投入してシステムを変更すると、次の一点を奪ったのは川崎Fだった。後半30分、家長のパスを受けて持ち上がった三笘が小林にスルーパス。リターンを受けた三笘は右足で相手DFの股下を抜き、ニアを破った。

 さらに2分後の後半32分、PA左を縦に仕掛けた三笘が折り返すと、登里が放ったシュートはGKの正面を突いたが、FWレアンドロ・ダミアンが左足で押し込み、とどめの5点目。首位攻防戦でも圧巻の攻撃力を発揮した川崎Fが5-2で勝利し、10連勝を飾った。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP