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36歳の大きな決断…清水FW鄭大世が新潟へ「キャリアを長く続けていくためにも…」

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清水FW鄭大世が新潟に期限付き移籍

 アルビレックス新潟は25日、清水エスパルスのFW鄭大世(36)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。期間は2020年8月26日から21年1月31日まで。

 鄭大世は15年に韓国の水原三星から加入。翌年に清水はJ2に降格したが、リーグ戦26得点で昇格の原動力となった。しかし今季はリーグ戦とルヴァンカップでそれぞれ2試合の出場のみ。得点も取れていなかった。

 鄭大世は新潟の公式サイトを通じ、「情熱的なオファーをいただき、久々に胸が高鳴り、自分を必要としてくれるということに感動しました」とコメント。「必要とされることは、人間として、サッカー選手としてすごく幸せなことなので、本当に感謝しています。こうした思いに全力で応えていくためにも、これまで以上に情熱をもって新潟のためにプレーしたいと思います」と伝えている。

 また、清水の公式サイトでは、移籍に至った苦悩を伝えている。

「今季最後まで清水でプレーするつもりでいましたが、自分はまだプレーできると思っていますし、試合に出場し、サッカー選手としてのキャリアを長くつづけていくためにも、新潟からのオファー受けることにしました。皆さんにはこの決断を支持、応援してくれることを願っています」

「清水ではサッカー選手として最高の時間を過ごせたと思っています。活躍しているときはもちろんですが、自分が苦しい時間を過ごしているときに、ロスタイムに出場しただけでも本当に大きな歓声を送ってくれるエスパルスサポーターの皆さんには言葉に言い表せないくらい大きな感謝の気持ちを抱いています」

「エスパルスでプレーし、サッカー選手として最高の幸せを味わうことができました。皆さんからいただいた恩はこの先も絶対に忘れません。ありがとうございました」

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