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浦和、レオナルド&橋岡弾で逆転勝利…大分は4試合ぶり黒星

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突破を図る浦和レッズFWレオナルド

[8.29 J1リーグ第13節 浦和2-1大分 埼玉]

 J1リーグは29日、第13節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズ大分トリニータが対戦。前半9分にFW三平和司の得点で大分が先制するも、同30分にFWレオナルド、同33分にDF橋岡大樹のゴールが生まれた浦和が2-1の逆転勝利を収めた。

 ホームの浦和は8月23日の前節・神戸戦(●1-2)から先発2人を入れ替え、FW興梠慎三、MFエヴェルトンらを先発起用。一方、ここ3試合無敗(1勝2分)の大分も前節・柏戦(△0-0)から先発2人を入れ替え、FW三平和司、MF小塚和季らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半9分に試合を動かしたのはアウェーの大分だった。左サイドでサイドチェンジを受けたMF香川勇気が中央に送ったボールを小塚がつなぐと、後方から走り込んだ三平がジャンピングボレーで沈めてスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った浦和は前半28分、エヴェルトンのスルーパスからPA内に侵入したFWレオナルドが右足シュートを放つも枠を捉え切れず。同29分には関根が左サイドから送ったクロスをレオナルドが落とし、走り込んだMF長澤和輝が至近距離から狙ったが、飛び出したGKムン・キョンゴンに阻まれてしまった。

 しかし、前半30分、橋岡が送ったクロスから放ったレオナルドのヘディングシュートが、ムン・キョンゴンに触れられながらもゴールマウスに収まり、浦和が試合を振り出しに戻す。さらに同33分にはDF山中亮輔が蹴り出した鋭いFKを橋岡がすらしてネットを揺らし、一気に逆転に成功した。

 2-1と浦和がリードしたまま後半を迎えると、大分は小塚に代えてMF町田也真人をピッチへと送り込む。同15分にはDF岩田智輝が送ったアーリークロスを町田がヘディングで合わせるが、シュートはGK西川周作の守備範囲に飛んでしまう。さらに同17分にはFW知念慶とFW渡大生を同時投入して状況を打開しようと試みる。

 その後、まずは同点を狙う大分が圧力を掛けてゴールに迫る場面を幾度となく作り出すものの、浦和守備陣が体を張ってはね返し続ける。最後まで同点ゴールを許さなかった浦和が2-1の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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