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約1か月ぶり公式戦の鳥栖、白星で“再出発”!! 横浜FCに3発快勝で今季ホーム初勝利

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先制点を奪ったサガン鳥栖FW金森健志

[9.5 J1リーグ第14節 鳥栖3-0横浜FC 駅スタ]

 J1リーグは5日、第14節を開催し、駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖横浜FCが対戦。前半11分にFW金森健志の得点で先制した鳥栖は、後半36分にFW林大地、同41分にFW小屋松知哉が追加点を奪い、3-0の完封勝利を収めた。1か月ぶりの公式戦となった鳥栖は、8月1日の第8節FC東京戦(○3-2)以来の白星を獲得した。

 8月11日に金明輝監督の新型コロナウイルス感染を発表した鳥栖は、翌日に選手・スタッフ合計10人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことで活動を自粛。26日に活動を再開し、8月8日のJ1第9節鹿島戦(●0-2)以来、約1か月ぶりとなる公式戦を迎えた。前節・C大阪戦(●1-2)で連勝が3でストップした横浜FCは、同試合から先発4人を入れ替え、FW斉藤光毅、DF星キョーワァン、DF瀬古樹、GK南雄太らがスターティングメンバ―に名を連ねた。

 序盤から積極的な姿勢を示す鳥栖が前半11分に試合を動かす。右サイドでボールを受けたDF森下龍矢が弾道の低い鋭いクロスを送ると、走り込んだ金森が左足で巧みに合わせて流し込み、スコアを1-0とした。昨季途中から加入した金森にとって、鳥栖加入後初得点となった。さらに同18分、センターサークル付近からボールを運んだ小屋松が中央に切れ込みながら強烈なシュートを放つも、横っ飛びした南に弾き出されてしまった。

 1点のビハインドを背負う横浜FCは前半32分、右サイドからつながれたボールをMF佐藤謙介がPA外から狙うもGK高丘陽平に阻まれる。さらに同33分にはMF松尾佑介のラストパスを受けた斉藤が狙いすました右足シュートを放つが、ボールはクロスバーを叩いてネットを揺らすには至らなかった。

 1-0と鳥栖がリードしたまま後半を迎えると、同12分に横浜FCベンチが動き、FW皆川佑介とMF齋藤功佑と投入。さらに同32分にはMF中村俊輔とDF志知孝明をピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。しかし、再びスコアを動かしたのは鳥栖だった。同36分、後方から送られたパスの流れからMF樋口雄太が触れたボールは浮き球となってPA内に。林が落下点に走り込むと、豪快な右足シュートを叩き込んでリードを2点差に広げた。

 さらに後半41分には横浜FCのCKのこぼれ球を自陣PA外で拾った小屋松が独走。敵陣PAまで一人で持ち込み、移籍後初得点となるダメ押しゴールを流し込み、鳥栖が3-0の完封勝利で今季ホーム初勝利を収めた。

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