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J1デビューの19歳が初ゴール!! C大阪FW藤尾翔太「アピールできてうれしかった」

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J1デビュー戦で初ゴールを記録したセレッソ大阪FW藤尾翔太

[9.5 J1リーグ第14節 C大阪3-0浦和 ヤンマー]

 初めてJ1の舞台に立った。与えられた時間はわずか4分。しかし、セレッソ大阪FW藤尾翔太は、その限られた時間の中で大きな結果を残した。

 01年5月2日生まれの19歳は、セレッソ大阪U-18から今季トップチームに昇格。U-18在籍時の18年6月16日のJ3リーグ第14節鹿児島戦でC大阪U-23の一員としてJデビューを飾り、同年は5試合、19年は11試合に出場し、19年10月6日のJ3第25節北九州戦でJ初ゴールを記録した。今季は、J3リーグ第13節終了時点で12試合6得点を記録している。

 そして、浦和戦でJ1のベンチ入りを初めて果たすと、2-0とリードして迎えた後半41分にピッチに送り込まれ、J1デビューを果たす。「練習から良い雰囲気で、先輩方から良いトレーニングをさせてもらっていた」という藤尾は、同アディショナルタイムに大仕事をやってのける。

 相手攻撃をはね返してクリアされたボールを追ったのは、浦和のDF岩武克弥とGK西川周作、そして藤尾だった。いち早くボールに到達した岩武は西川に任せるが、すぐさま「2人ボールに行っていたので、“事故”が起こる可能性があった」という藤尾が寄せる。切り返してかわそうとした西川からボールを奪い取ると、あとは無人のゴールに流し込むだけ。右足で丁寧に蹴り出してJ1初ゴールを記録した。

「ベンチ入ったときからゴールのイメージをしていて、少ないチャンスでも絶対に(チャンスが)くると思っていた。少ない時間で結果という形でアピールできてうれしかった」

 そう白い歯を見せた19歳の若武者は、「これから、J1の舞台で結果を残し続けてチームを支えられるFWになりたい」と今後に向けて意気込みを示した。

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