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5連勝も慢心なし…鹿島MF土居聖真「みんな不満げでした」

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鹿島アントラーズMF土居聖真

[9.12 J1第16節 清水1-2鹿島 アイスタ]

 今季初の5連勝を果たした鹿島アントラーズだが、選手たちの間に満足したムードはなさそうだ。MF土居聖真はオンライン取材で「試合後の終わった後のロッカーの雰囲気はあまり良くなかった」と振り返った。

 シーズン折り返しの17試合を終えた時点で8勝3分6敗。新たに就任したザーゴ監督のもと、4連敗でスタートした今季の鹿島だったが、ここに来ての5連勝で勝ち越しに転じている。それでもチーム内に慢心はない様子。土居は自身がチームの2得点目を挙げ、2-1で勝利した清水戦の後、次のように振り返った。

「失点してから試合終了までの時間についてはみんな不満げでした。僕は途中で代わったけど、失点してからの雰囲気はあまり良くないように見えたし、ロッカーに帰ってきてからも課題というか『ダメだよこんな試合してちゃ』って声がちらほら聞こえました」。

 「今までだったらやられていた時間帯に点を取れることが続いている」と語るように2点リードに成功した前半から一転、問題視したのは試合の締め方に苦しんだ終盤の戦いぶり。この日も前節仙台戦(○2-1)に続いて2-0から失点を許し、最後の最後にも相手のシュートが決まっていれば同点というピンチを迎えていた。

「3点目を取れれば苦しまずにもっと自分たちが主導権を握って終われた試合」と自身にも責任の矢印を向けた土居は「5人交代してからの質も変わってきてしまうとよろしくないと思うので、チーム全体としての共通理解度を、誰が出ても変わらないというような質でやらないといけない。なかなか練習できないが、試合やミーティングで高めていかないといけない」と課題を語った。

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