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今季J1初ベンチのカズは出番なしも横浜FCが逆転勝ちで連敗ストップ!名古屋はまた3失点

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[9.13 J1第16節 横浜FC3-2名古屋 ニッパツ]

 横浜FCがホームで名古屋グランパスを3-2で下した。 

 先制は名古屋だった。前半12分、左サイドを深くにFW相馬勇紀が突破。右サイドに流れるが、エリア外からDF吉田豊が右足を一閃。ゴール右隅に突き刺さり、試合が動くことになる。

 しかし横浜FCはすぐに反撃。前半19分、DF田代真一が縦に入れたボールはDF丸山祐市にカットされるが、ボールはゴール正面にこぼれる。これをMF齋藤功佑が豪快に蹴り込んで同点。

 さらに前半22分には左サイドでCKを獲得。ニアに蹴り込まれたボールが混戦になると、田代が押し込む。これが味方に当たってコースが変わったこともあり、あっという間の逆転弾になる。

 そこからも横浜FCの攻勢は続く。しかし前半34分のFW斉藤光毅がエリア内でテクニカルな突破から出したマイナスのボールをMF松浦拓弥が押し込むが、決定機はFW皆川佑介に当たって枠外に飛んでしまう。

 後半に入り名古屋が圧力を強める中で後半17分に投入されたばかりのMF松尾佑介が左足で豪快にゴールネットを揺らしたかと思われたが、直前のMF手塚康平からのパスがオフサイドと判定され、ゴールは認められなかった。

 たまらず名古屋は後半18分からベンチスタートさせていたMFマテウスらを投入。するとさらに流れは名古屋に傾き、同28分、FW山崎凌吾がGK南雄太にプレッシャーをかけて奪ったボールから最後はMFジョアン・シミッチのヒールパスをマテウスが押し込んで、同点に追いつく。

 ただ横浜FCは再び集中を高めていた。後半33分、松浦のスルーパスに反応したFW瀬沼優司がDF中谷進之介を振り切って右足で流し込む。横浜FCが再びリードを奪うことに成功する。

 横浜FCはこの日、FW三浦知良がリーグ戦では今季初ベンチ入り。J1では2007年12月1日の浦和戦以来となる出場が期待されたが、後半39分に交代制限を使い切ったことで、試合出場の可能性はなくなった。

 出場すれば12年にFW中山雅史(当時札幌)が記録した45歳2か月1日を大幅に更新する53歳6か月18日でのJ1最年出場記録の行進となったが、次節以降にお預けとなった。

 ただこのまま3-2で逃げ切った横浜FCは連敗を3で止めて4試合ぶりの勝利。名古屋は2試合ぶりの敗戦だが、9月に入っての公式戦は4試合中3試合で3失点を喫するなど、不安定な戦いが続いている。

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