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エース不在の北九州が連敗で首位陥落…東京Vが小池の決勝弾で4戦ぶり白星!

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決勝点を挙げた東京VのFW小池純輝

[9.27 J2第22節 東京V 1-0 北九州 味フィ西]

 J2第22節が27日に各地で行われた。暫定2位のギラヴァンツ北九州はアウェーで同12位の東京ヴェルディと対戦し、0-1で完封負け。今季2度目の2連敗を喫し、前節終了時点での首位の座を徳島に奪われた。

 東京Vが先制したのは前半23分。MF藤田譲瑠チマが右のハーフスペースからPA内中央に斜めの速いパスを入れると、FW小池純輝が巧みなファーストタッチで右に持ち出し、倒れながらシュートを放つ。GK永井堅梧に右手で触られながらもゴール左に決まり、2試合ぶりとなる今季6点目を挙げた。

 前半42分には高い位置でのボール奪取からMF井上潮音がラストパス。PA内左のMF佐藤優平がフリーで受け、決定機を迎える。しかし、右足のシュートはGK永井に阻まれ、追加点を奪えない。一方、北九州は東京Vのプレッシングに苦戦し、ボール支配率で上回りながらもゴールに至らない展開。得点ランキング2位タイの10ゴールを記録するFWディサロ燦シルヴァーノの欠場も響き、0-1で前半を終えた。

 追いかける北九州は後半8分にFW鈴木国友との交代でFW池元友樹を送り出す。徐々に攻撃のペースをつかむと、同23分にはMF椿直起とFW佐藤亮を同時投入。DFを1枚削り、ボランチのMF加藤弘堅をセンターバックに配置する。後方からのビルドアップをより安定させ、相手を押し込む時間を増やした。

 後半35分には左サイドのDF福森健太が右足でクロスを供給。PA内中央の池元が頭で合わせるが、ゴール左下に飛んだシュートはGKマテウスに間一髪で防がれる。東京Vは守護神のビッグセーブやフィールド選手の粘り強い対応により、1-0で逃げ切りに成功。4試合ぶりに勝ち点3を獲得した。

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