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3試合ぶりオルンガ弾で柏先制も…4試合連続の3ゴールで横浜FMが4連勝!!

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後半の3ゴールで横浜F・マリノスが逆転勝利

[9.27 J1第19節 柏1-3横浜FM 三協F柏]

 勝ち点30で並ぶ6位柏レイソルと、7位横浜F・マリノスによる三協フロンテア柏スタジアムでの一戦は、横浜FMが逆転勝利をおさめた。

 3試合ぶりに勝ち点3を手にした前節・札幌戦(○1-0)と同じ11人でスタートした柏。札幌戦、前々節・広島戦(△1-1)に続き3試合連続で、FWオルンガ1トップにFW江坂任とFW仲間隼斗をシャドーに並べた3-4-2-1の布陣を敷いた。

 3ゴールを奪っての3連勝と好調の横浜FM。古巣戦となるMF小池龍太が4試合ぶりに先発に入った。今夏に柏から期限付き移籍中し、11試合7ゴールと結果を残しているFWジュニオール・サントスは、柏との公式戦には出場できないためベンチ外となった。
[スタメン&布陣はコチラ]

 ミラーゲームとなったこの試合で、最初のシュートは4戦6ゴールのFWエリキだった。小池がゴールライン際から折り返したボールを狙ったが、枠をとらえることはできず。対する柏も仲間、江坂がペナルティエリア外からシュートを放つもGK梶川裕嗣の正面を突いてしまう。

 しかし、その後は横浜FMが攻めの時間を増やしていく。19分にはDF松原健が裏に抜けた小池に浮き球を通すも、ラストパスはMF戸嶋祥郎にクリアされる。さらに22分、小池が右サイドから斜めに入れたボールを、ファーサイドのFWマルコス・ジュニオールが折り返してエリキがゴールネットを揺らしたが、判定はオフサイドとなりゴールとはならなかった。

 前半34分、柏は仲間が左に開いた江坂へサイドチェンジ。ためをつくった江坂はオーバーラップしてきた戸嶋へ。戸嶋がタッチライン際まで切り込んでゴール前に送るもCKに逃れられてしまう。このプレーで負傷した戸嶋は続行不能となりDF三丸拡と交代。40分の左CKで三丸がキッカーを務めると、オルンガの頭に合わせ柏が先制に成功した。

 1点を追う横浜FMは、ハーフタイムに2枚替え。FW仲川輝人をシャドー、MF扇原貴宏をボランチに配置した。14分にはカウンターで仲川が抜け出すと、ゴール前のティーラトンに送る。すべりこんだ柏DFを外してシュートに持ち込んだが、カバーに入ったDF古賀太陽とMF大谷秀和にクリアされてしまった。

 さらに、MF渡辺皓太が中盤で相手をかわすと、柏の3バックの間を走るエリキへスルーパス。そのまま決定機を迎えたが、シュートは枠をとらえられない。それでも32分、左サイドから崩しにかかると、仲川のパスは一度柏守備陣に止められるが、仲川がすぐさま取り返すと、ゴール前でエリキに横パス。エリキは体制を崩しながらも右足で蹴り込んで、試合は振り出しに戻った。

 ここから横浜FMがたたみかける。37分、小池がエリキにスルーパスを送ると、エリキはゴール中央の仲川へ合わせる。仲川の前に入ったDF大南拓磨が先にボールにさわるも、そのままゴールに吸い込まれ、オウンゴールで横浜FMが試合をひっくり返した。

 柏は後半もチャンスを重ねるも決めきることができず。アディショナルタイムには、仲川のラストパスから途中出場のFW前田大然がダメ押し。3試合連続の4ゴールで、横浜FMが今季初の4連勝を飾った。

(取材・文 奥山典幸)
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