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横浜FMのスピーディな攻撃に屈して逆転負け…柏DF三丸「後ろに重くなった」

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FWオルンガの先制点をアシストしたDF三丸拡

[9.27 J1第19節 柏1-3横浜FM 三協F柏]

 2016年に筑波大学からサガン鳥栖に加入しJデビューを飾ったDF三丸拡は、今季、柏レイソルへの移籍を果たした。第4節・川崎F戦で後半開始から出場して柏デビューを果たすと、続く第5節から13試合連続でスタメンの座をつかんでいた。

 第19節・横浜F・マリノス戦、3試合連続で3-4-2-1の布陣でスタートした柏の左ウイングバックには、本職はボランチのMF戸嶋祥郎が前節に続いてスタメンに入り、三丸は2試合連続でベンチスタートとなった。

 横浜FMにボールを持たれる時間が多くなっていた柏だが、前半の終盤には攻撃の形を見せていく。34分にはFW仲間隼斗が左サイドのFW江坂任に展開すると、走り込んだ戸嶋がボールを受けてペナルティエリアに進入してチャンスをつくった。しかし、このプレーで戸嶋が相手選手と接触して負傷。前半36分に三丸がピッチに送り込まれた。

 背番号20の見せ場はすぐにやってくる。投入から4分後に左CKを得ると、三丸の左足から放たれたボールをFWオルンガがヘディングで捉えて柏が先制点を奪った。

 後半に入ると横浜FMの攻撃は鋭さを増していく。「スピードのある選手が入って推進力が増した」とネルシーニョ監督が挙げたように、後半頭から投入された昨季MVPのFW仲川輝人のスピードに手を焼いた。「相手が前線に残っているなかで、あまりよくないとられかたをしてカウンターをくらった。それで後ろに重くなった」と三丸は後半の戦いを振り返る。

 後半32分以降に3点を献上。これで直近の3敗は、すべて逆転負けとなり、鹿島戦(●2-3)、鳥栖戦(●1-2)、そして横浜FM戦といずれもオルンガの得点を守りきれず。課題の残る結果となった。

(取材・文 奥山典幸)
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