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アシストに限らずゴールも量産体制、柏の背番号10江坂任

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今季の柏はFW江坂任が点を取れば4戦4勝

[10.10 J1第21節 柏4-3神戸 三協F柏]

 21ゴールで得点ランキングトップを独走する柏レイソルのFWオルンガは、相手からボールを奪って単独でゴールを奪うこともできるが、ゴール量産には背番号10の存在は欠かせない。前節・横浜FC戦を除く全試合で先発し、ネルシーニョ監督からの信頼も厚いFW江坂任。オルンガとのホットラインだけでなく、パスやドリブルで違いをつくれる柏の攻撃のキーマンだ。

 昨季に続いて今季もめざましい活躍を見せているが、ゴールは決めきれていない印象があった。開幕戦での2ゴール以来しばらくゴールから遠ざかっていた中、9月以降は7試合で5ゴールと得点を積み重ねている。

 神戸戦では、決勝点を含む2ゴールの活躍。MF三原雅俊からDF川口尚紀のパスで右サイドを突破したことがその1点目につながった。「クリス(MFクリスティアーノ)がニアでつぶれてくれた。いいランニングができた」。三原がパスを出した時点ではハーフライン付近にいた江坂だったが、直後にゴール前に駆け上がると、クリスティアーノはニアサイドでシュートを打てなかったが、そのこぼれ球をしっかりものにした。

 3-0で折り返した後半の7分には、この日2点目。「マーさん(三原)がルーズボールをつなげてくれた。GKの逆をつけたかなと思います」。三原がつないだボールを受け、狙いすました強烈なミドルシュートをみまった。

 3シーズンプレーした過去のJ1での得点は、8ゴール(16年、大宮)、7ゴール(17年、大宮)、9ゴール(18年、柏)で、J1での自身初の2桁得点も視野に入っている。江坂が決めた試合は4戦全勝。柏の10番がチームを勝利にもたらしてくれるはずだ。

(取材・文 奥山典幸)
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