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札幌、18年間勝てなかった鹿島相手に歴史的連勝! 福森→駒井の連続ワンタッチで決勝点

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MF駒井善成(左から二人目)が決勝点

[10.18 J1第23節 札幌1-0鹿島 札幌ド]

 J1リーグは18日、第23節を各地で行い、北海道コンサドーレ札幌鹿島アントラーズを1-0で破った。7月8日に行われた第3節で鹿島相手に19年ぶりの勝利を挙げていた札幌が、同カードで連勝を達成した。

 互いに前節から中3日での一戦。ホームの札幌は名古屋戦(●0-3)から先発1人を入れ替え、FWアンデルソン・ロペスに代えてMF高嶺朋樹を起用した。一方の鹿島は鳥栖戦(○2-0)から5人を変更。DF関川郁万、DF杉岡大暉、MFファン・アラーノ、MFレオ・シルバ、FW土居聖真が新たに入った。

 序盤は鹿島が多くのチャンスをつくり、MF荒木遼太郎やFWエヴェラウドが惜しいシュートチャンスをつくったが、最初の決定機は札幌。前半30分過ぎ、MF宮澤裕樹の浮き球スルーパスに抜け出したMFルーカス・フェルナンデスがペナルティエリア内まで駆け上がり、ゴール前に折り返しのボールを送る。だが、走り込んでいたMF駒井善成にはわずかに合わず、絶好機を逃した。

 それでも札幌は前半40分、敵陣深くでMF三竿健斗を囲い込んでボールを奪うと、宮澤のパスを受けたDF福森晃斗が左サイドからダイレクトのクロスを配給。今度は駒井の足元にピタリと入り、右足でのワンタッチシュートがゴールマウスに吸い込まれた。連戦の中でも先発出場が続く駒井は7試合ぶりのゴールで今季3点目となった。

 後半は札幌がセットプレーを中心に優勢を保った中、鹿島は後半15分に3枚替えを敢行。荒木、アラーノ、DF小泉慶に代えてMF松村優太、FW上田綺世、MF永木亮太を入れた。すると徐々に相手を押し込めるようになり、24分には土居を下げてFW染野唯月も起用した。

 鹿島は後半30分、カウンターから松村が右サイドを抜け出し、ゴール前に鋭いクロスを送るもエヴェラウドとは合わず。40分にはエヴェラウドのクロスが宮澤に当たって軌道が変わり、上田がダイレクトで反応したがポストに弾かれた。終盤の決定機を逃した鹿島はそのままゴールを奪えず、史上初の対札幌2連敗を喫した。

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