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先制ゴールも勝利に結び付かず…C大阪FW豊川「勝たせられる選手に」

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切れのある動きを見せたセレッソ大阪FW豊川雄太

[10.24 J1リーグ第24節 浦和 3-1 C大阪 埼玉]

 勢いをもたらす先制点を記録した。しかし、チームに勝利をもたらせなかったセレッソ大阪FW豊川雄太は悔しさを滲ませた。

 前節・横浜FM戦で途中出場ながらも2ゴールを記録すると、浦和戦では7月26日の第7節鳥栖戦以来となる先発出場。そして、最前線に入ると躍動した。前半22分、自陣からMFレアンドロ・デサバトが送ったパスに反応すると、対応したDF岩波拓也を一気の加速で置き去りにしてフィニッシュまで持ち込んだ。

 鋭いシュートはGK西川周作に阻まれたものの、前半28分にはきっちりとネットを揺らしてみせる。ルーズボールに反応した岩波が処理しようとするが、「うまくセカンドのところを狙っていた」という豊川が強奪して再び置き去りに。「2CBがいたのが分かっていた。抜けた後、もう一人来るのが分かっていた」とカバーに入ったDF槙野智章の動きを予測。

 寄せてきた槙野をかわすと、PA外から右足のシュートを突き刺して先制点を記録。しかし、この得点が勝利に結び付くことはなく、チームは1-3の逆転負けを喫した。「勝ちにつなげられなかった。2点目、3点目を自分が取れるように、自分が勝たせられる選手にならないといけない」とさらなる成長を誓う。

(取材・文 折戸岳彦)
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