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先発9人変更の広島、“16戦勝ちなし”仙台崩せずスコアレスドロー

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[10.31 J1第25節 仙台0-0広島 ユアスタ]

 J1リーグは31日、第25節を各地で行い、ベガルタ仙台サンフレッチェ広島の一戦は0-0の引き分けに終わった。仙台はこれで16試合勝ちなしとなった。

 ともに前節から中2日、次節まで中2日という連戦の中、広島は先発9人を入れ替えるターンオーバー布陣でアウェーに乗り込んだ。GK大迫敬介が10試合ぶりに先発復帰し、今季加入のDF櫛引一紀は初出場初先発。他にもDF井林章、MF野津田岳人、MF土肥航大らリーグ戦では出場機会のなかった選手にチャンスが与えられた。一方、最下位に沈む仙台は4人の変更にとどめ、4人を入れ替えて臨んだ。

 それでも試合の主導権を握ったのは広島だった。攻撃では今季2試合目の先発出場となった特別指定選手のMF藤井智也(立命館大)が積極的な仕掛けを見せ、FWドウグラス・ヴィエイラや井林の好機を創出。飲水タイム明けには自らもシュートやクロスでゴールに直結するプレーを見せた。また守備では固いブロックで仙台の攻撃陣をほとんど寄せ付けず、前半の45分間で被シュート0。ゴールこそなかったが、ほぼ一方的な内容でハーフタイムを迎えた。

 後半に入ってさらに勢いを強めた広島はMF森島司のクロスからD・ヴィエイラがヘディングシュートを放つも、これは惜しくも枠外。すると仙台は7分、早くも選手交代を決断し、DFパラとMF佐々木匠に代わってMF関口訓充とMFイサック・クエンカを入れた。対する広島も11分と17分に一挙に4人を交代。負荷を調整しながら終盤の攻勢にむけてアクセルを入れた。

 決定機を迎えつつも決め切れない広島は後半28分にも、途中出場MF東俊希のクロスにFW永井龍がダイレクトで合わせたが、仙台GKヤクブ・スウォビィクがスーパーセーブ。防戦一方の仙台は30分、FWアレクサンドレ・ゲデスに代えて沼津から復帰したばかりのDF照山颯人を入れ、システムを4-4-2から3-4-2-1に変更した。

 すると仙台は35分に絶好機。MF浜崎拓磨のFKに合わせたFW長沢駿のヘッドが大迫を強襲し、DF平岡康裕がゴール目前でシュートを放った。だが、これは大きく枠外。さらに44分、クエンカとのワンツーから抜け出したFW石原直樹の折り返しから長沢が左足で狙うも、相手DFにブロックされた。試合はそのままタイムアップ。連戦中の一戦はスコアレスドローに終わった。

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