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調子上向きの浦和、苦手・アウェー大分戦で勝ち点3獲得ならず…スコアレスドローで決着

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大分トリニータ浦和レッズの一戦はスコアレスドロー

[10.31 J1リーグ第25節 大分0-0浦和 昭和電ド]

 J1リーグは31日、第25節を開催し、昭和電工ドーム大分では大分トリニータ浦和レッズが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半もスコアが動かずに0-0の引き分けに終わった。

 ここ3戦未勝利(1分2敗)の大分は10月18日の前節・G大阪戦(●0-1)から先発4人を入れ替え、FW高澤優也、FW知念慶、DF刀根亮輔、GK高木駿らを先発起用。一方、ここ4戦無敗(3勝1分)で2連勝中と調子が上向きの浦和は10月24日の前節・C大阪戦(○3-1)から先発の入れ替えはなく、同試合と同じ11人がスターティングメンバ―に名を連ねた。

 大分とのアウェーゲームは04年を最後に勝利がない浦和。05年から7度の対戦で2分5敗(10年~12年、14年~18年は対戦なし)と苦手としている。昭和電工ドーム大分で16年ぶりの勝利を目指すアウェーチームに対し、ホームチームが前半22分にゴールを脅かす。しかし、右サイドを駆け上がったMF松本怜のマイナスのパスからMF羽田健人が放った右足のシュートはGK西川周作に弾き出される。さらに同24分には左サイドを抜け出した高澤がPA内まで持ち込み、左足の強烈なシュートを放つが、これも西川に阻まれてしまった。

 対する浦和は前半39分に好機。だが、DF山中亮輔のクロスからFW興梠慎三が放ったシュートは高木に阻まれ、こぼれ球に反応したMF長澤和輝のシュートは相手選手に触れてゴール左に外れる。さらに同44分にはMFマルティノスのクロスをファーサイドの興梠がヘディングで合わせたものの、シュートは枠を捉え切れなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、同10分にマルティノスのパスミスをFW三平和司がカットし、こぼれ球を拾ったFW知念慶がPA外から右足を振り抜く。勢い良く飛び出したシュートがゴールを襲うが、西川に右手1本で弾き出されてしまった。

 後半23分には浦和ベンチが動き、FW杉本健勇とFWレオナルドを同時投入。2トップを変更してゴールを狙いにいく。一方の大分も同25分にMF島川俊郎をピッチへと送り込んだ。さらに同33分に浦和がMF関根貴大、DF宇賀神友弥、同36分には大分がMF高山薫、MF田中達也、MF野村直輝を投入して状況を打開しようと試みる。

 両チームともにゴールをこじ開けようとするが、後半39分にレオナルドのスルーパスからマルティノスが放ったシュートが枠を外れ、同43分に田中のクロスから野村が放ったヘディングシュートがクロスバーを叩くなど、最後までスコアは動かず。0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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