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8選手欠場の緊急事態も勝ち点1手にした千葉…尹監督「落ち着いて最後まで戦ってくれた」

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ジェフユナイテッド千葉尹晶煥監督

[12.2 J2リーグ第38節 東京V 1-1 千葉 味スタ]

 厳しい状況で迎えた一戦だった。そして、先制を許す苦しい展開にもなった。しかし、ジェフユナイテッド千葉は1-1のドローに持ち込んだ。チームを率いる尹晶煥監督は「難しい状況の中でしっかり戦ってくれた」と選手たちを労った。

 試合前日にトップチーム2選手から新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、保健所により6選手が濃厚接触者と判定されたことをクラブが発表。その8選手がメンバーから外れ、東京V戦は予定どおり開催されることになった。

 試合前のインタビューで答えたように、尹監督は「前日にいろいろあったので、落ち着いて試合をしようという話をした」と選手たちに声を掛けてピッチへと送り込んだ。

 試合は前半をスコアレスで折り返したものの、後半24分に先制点を献上。しかし、ここから粘りを見せた。同38分、MF田口泰士のパスを受けたMF為田大貴が左サイドを突破して中央に折り返すと、DF平智広ともつれ合いながらもFWクレーベが左足でねじ込んで1-1のドローに持ち込んだ。

「昨日は大変だったが、選手たちは落ち着いて最後まで戦ってくれ、諦めずにチャンスをゴールにつなげてくれた」

 8選手が欠場する厳しい状況の中で手にした勝ち点1。指揮官は「難しい状況の中で勝ち点1を持ち帰れたことは、これからの試合につながっていくし、これからの力になると思っている」と前向きに捉えた。

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