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昇格王手の徳島、リカルド・ロドリゲス監督が“文句なし”J2月間優秀監督賞! J1は清水・平岡監督、J3は富山・安達監督

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徳島を率いるリカルド・ロドリゲス監督

 Jリーグは11日、各月のJリーグで最も優れた指揮をした監督を表彰する『月間優秀監督賞』の11月度の受賞監督を発表し、J1は清水エスパルス平岡宏章監督、J2は徳島ヴォルティスのリカルド・ロドリゲス監督、J3はカターレ富山安達亮監督となった。

 平岡監督は11月1日、契約解除となったピーター・クラモフスキー前監督の後任として清水の指揮官に就任。11月の5試合で今季初の2連勝を含む3勝1分1敗と、低迷していたチームを立て直した手腕が評価された。

 受賞にあたり、「11月から監督を引き継ぐことになりましたが、ピーター・クラモフスキー前監督とチームをコーチとしてサポートし切れなかったという責任を感じながら、Jリーグでは初めての監督業ということもあり、本当に無我夢中で駆け抜けた1か月でした。監督交代によって、選手・スタッフが自分たちの責任を再認識し、全員でハードワークし、一丸となって戦った成果が良い結果として現れた11月でした」と回顧。「コロナの影響により特殊なシーズンですが、ホームだけでなく、アウェーでも沢山の方々がスタジアムで後押しして、私たちの大きな力になっていただいたことを本当に感謝しています」と思いを伝え、「今季残りの試合もチーム一丸となって戦い、できるだけ沢山皆さんを笑顔にできるよう、取り組んでいきたいと思います」と決意を示した。

 リカルド・ロドリゲス監督率いる徳島は11月の8試合で7勝1敗。首位を快走し、J2優勝とJ1昇格に王手をかけている。原博実委員は「プレッシャーのかかるこの時期でも、メンバーを上手く使いながら攻撃的なチームスタイルを変えずに7勝。文句なし」と評価した。

 指揮官は受賞に際して「個人の賞ではありますが、11月8試合のうち7試合に勝利できたことは、チーム全員の働きによる結果だと思います。最後までチームのスタイルを貫き、J1昇格という目標を達成できるよう頑張ります。ファン・サポーターの皆さんも引き続き、後押しをよろしくお願いします。最後まで共に戦いましょう」とコメントしている。

 安達監督が指揮する富山は11月の6試合で4勝1分1敗の好成績を残し、10月終了時点の9位から一時5位に浮上した。安達監督は受賞について「大変光栄です」と語り、「チームスタッフ、選手、クラブスタッフ、そしてファン、サポーターの皆さんとともに一丸となって戦った結果だと思います」と感謝。「今季は新型コロナウイルスの影響もあり大変難しいシーズンですが残りの試合をとにかく全力で臨みます」と力を込めた。

 なお、今季終了後に選出される『2020Jリーグ優秀監督賞(J1・J2・J3)』は、『月間優秀監督賞』の選考結果を参考にして選出される。

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