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ACL帰国初戦のFC東京、ルーキーDF中村帆高のJ1初ゴールで広島を撃破!

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FC東京DF中村帆高のプロ初ゴールが決勝点となった

[12.12 J1第31節 FC東京1-0広島 味スタ]

 J1第31節が12日に行われ、FC東京は味の素スタジアムでサンフレッチェ広島と対戦し、1-0で勝利した。カタール・ドーハで集中開催されたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を16強で終えたFC東京は11月18日以来となるJ1の舞台でリーグ戦3試合ぶりの勝利を挙げた。

 FC東京は6日のACL決勝トーナメント1回戦北京国安戦(●0-1)から8人を入れ替え、DF木村誠二やDF丹羽大輝が先発入り。対する広島は11月28日の札幌戦(△2-2)から2人を変更。チーム得点王のFWレアンドロ・ペレイラが家庭の事情で一時帰国し、FWドウグラス・ヴィエイラが1トップで先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半は広島が押し込み、3分、FKからMF浅野雄也が浮き球を入れ、D・ヴィエイラの強烈なヘディングシュートが枠を捉えたが、GK波多野豪が好セーブ。16分にも浅野がPA右を縦に仕掛けてクロスを入れ、D・ヴィエイラがシュートを打ったが、これはDF木村誠二がブロックした。

 広島が攻撃の圧を強め、19分にはMF青山敏弘がミドルシュートを放つと、相手に当たってコースが変わったボールがクロスバーを叩く。24分にはD・ヴィエイラ、38分にはDF荒木隼人が強烈ヘッドでゴールを強襲するが、再三のチャンスを生かせない。

 スコアレスで後半に突入すると、重心を下げ、スペースを消して守るFC東京は広島の右サイド攻撃を阻む。互いに交代枠を使い、広島は後半10分、茶島を下げてMF柏好文を投入。FC東京も田川を下げてFW紺野和也を投入すると、直後に決定機を迎えた。

 後半14分、カウンターから持ち上がった紺野がクロスを入れると、DF中村拓海がワンタッチで折り返し、MF三田啓貴が決定的なシュート。これはK林卓人が好反応で防いだが、次のチャンスをFC東京が仕留めた。後半20分、パスをつないで崩し、最後は三田のパスを受けたDF中村帆高が左足でゴール左上に突き刺した。

 今季、明治大から加入した中村帆はこれがプロ初ゴール。守備を固め、交代カードを切りながら時間を使ったFC東京は1-0で逃げ切り、リーグ戦3試合ぶりの白星。広島は9試合ぶりとなる黒星を喫した。

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