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語り継がれる神ヘッド…J通算170試合“1得点”の山形GK佐藤が現役引退「後悔なく決断できた」

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山形がGK佐藤昭大の現役引退を発表

 モンテディオ山形は12日、GK佐藤昭大(34)が2020年シーズンをもって現役を引退することを発表した。

 広島ユース出身の佐藤は2005年のトップ昇格後、愛媛、鹿島、熊本でプレーし、2019年から山形に加入。同シーズンは天皇杯1試合の出場に終わったが、今季は正守護神であるGK櫛引政敏の負傷離脱もあり、J2リーグ戦12試合に出場している。

 これまでJリーグ通算170試合に出場し、1得点を記録。GKのゴールといえば、近年では2014年のJ1昇格プレーオフ準決勝・磐田戦(○2-1)の後半アディショナルタイムに元山形GKの山岸範宏氏が挙げたヘディング決勝弾が有名だが、佐藤が得点をマークしたのは、その山形が相手だった。

 熊本時代の2017年3月12日、ホームで行われたJ2第3節・山形戦(△1-1)の後半アディショナルタイム2分にCKで攻め上がると、相手に競り勝って頭で合わせ、土壇場で同点ゴールを奪取。当時、山岸氏に続くGKの劇的ヘディング弾として話題になった。

 佐藤はクラブ公式サイトを通じ、「サッカーに真摯に謙虚にひたむきに取り組む事。後悔なく引退の決断を出来たのは、これまで共に戦った仲間と日々全力を尽くしてきた証だと感じています」と、現在に至るまでのプロ生活を回顧。「お世話になったクラブ、スタッフ、仲間、サポーター、全ての皆さまに感謝しています。本当にありがとうございました!!」とメッセージを送った。

以下、クラブ発表プロフィール

●GK佐藤昭大
(さとう・あきひろ)
■生年月日
1986年8月30日(34歳)
■出身地
三重県
■身長/体重
185cm/78kg
■経歴
朝日SSS-朝日中-広島ユース-広島-愛媛-広島-鹿島-広島-鹿島-熊本-山形
■出場歴
J1リーグ:24試合
J2リーグ:146試合1得点
カップ戦:7試合
天皇杯:13試合

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