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仙台が“裏天王山”を制して最下位脱出! 清水が入れ替わりで18位へ

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仙台が最下位を脱出

[12.16 J1第33節 清水2-3仙台 アイスタ]

 J1第33節が16日に開催され、18位ベガルタ仙台はアウェーで17位清水エスパルスに3-2で勝利した。今季初の連勝を飾り、16位に浮上。清水は2連敗で最下位に転落した。

 “裏天王山”で先手を取ったのは、勝てば最下位から脱出する仙台。前半17分、左CKからキッカーのMF松下佳貴が左足でクロスを送り、ファーのDF蜂須賀孝治がDFエウシーニョに競り勝ってヘディングシュートを放つと、右ポストに当たったボールがネットを揺らした。

 ビハインドを負った清水は前半29分に追いつく。バイタルエリアでボールを引き出したMF金子翔太がMF西澤健太にパスを送り、受けた西澤がPA手前中央から右足でシュート。左ポストの内側を叩いて決まり、1-1となった。

 しかし、仙台の勢いは衰えず、前半45分に勝ち越しゴールを挙げる。クリアボールを拾ったMF椎橋慧也が中央へつなぎ、PA手前で反応した松下が左足でダイレクトシュート。低い弾道のボールがゴール右隅に突き刺さり、再びリードを奪った。

 今季ホーム最終戦となる清水も譲らない。後半22分、MF中村慶太が左サイドにパスを出し、走り込んだDFファン・ソッコがゴールライン際から左足でクロス。FWジュニオール・ドゥトラがDF平岡康裕と交錯しながらも頭でゴール左にねじ込み、試合を振り出しに戻した。

 それでも仙台は後半41分にPA後方の右でFKのチャンスを迎えると、キッカーのDF浜崎拓磨が右足でシュート。クロスを予測していたGK大久保択生の意表を突き、ゴール右に決まった。

 そのまま3-2で逃げ切った仙台が16位に浮上。清水が入れ替わりで最下位に転落した。

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