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“ACL組対決”制したのはFC東京!ウノゼロ連勝締めで6位、神戸はリーグ6連敗で14位に沈む

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[12.19 J1第34節 FC東京1-0神戸 味スタ]

 J1最終節が19日に行われ、味の素スタジアムでは6位FC東京が12位ヴィッセル神戸を1-0で下した。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場した両者の対決をFC東京が制し、ウノゼロ連勝締め。17勝6分11敗の勝ち点57、2020シーズン6位でフィニッシュした。

 ホームのFC東京は12日の広島戦(○1-0)から主力を戻し、8人を変更した中でルーキーFW紺野和也が初の先発入り。MF森重真人はACLから継続してアンカー起用となった。対する神戸はカタールから帰国後の初戦となったが、13日の準決勝・蔚山現代戦(●延長1-2)から4人の変更にとどめた。[スタメン&布陣はコチラ]

 神戸は前半5分にファーストシュートに持ち込む。MF山口蛍の縦パスを受けたMF小川慶治朗が自陣からドリブルで持ち上がり、PA右手前から右足ミドルで狙ったが、GK波多野豪が触って難を凌いだ。

 FC東京は前半28分に決定機を迎える。PA右を仕掛けた紺野が切り返して相手をかわし、左足で絶妙なクロスを供給。DFジョアン・オマリがヘッドで叩いたが、シュートは惜しくもクロスバーを叩いた。落下したボールがゴールラインを割ったか際どい場面だったが、先制点とはならず、スコアレスで前半を折り返した。

 ハーフタイム明けにFC東京は紺野を下げてMF高萩洋次郎を投入。高萩がトップ下に入り、システムを4-3-3から4-2-3-1に変更した。後半2分にはFWアダイウトンとのパス交換からFW永井謙佑がフィニッシュに持ち込むと、相手に当たってコースが変わったシュートが枠を捉えたが、GK前川黛也がセーブした。

 神戸は後半16分にMF佐々木大樹とFW古橋亨梧、後半22分にFW藤本憲明を送り込む。FC東京は後半21分、CKからオマリが頭で合わせたが、ゴールカバーに入ったMF酒井高徳が水際でクリア。神戸も後半23分、古橋がPA右手前から右足を振り抜くと、意表を突いた技ありのミドルシュートが惜しくもポスト左上隅を叩いた。
 
 0-0で迎えた後半40分、FC東京がついに試合を動かした。FKのチャンスにMF三田啓貴が低いボールを供給すると、永井がフリック。オマリがヘッドで合わせると、シュートはゴースマウスに吸い込まれた。3度目のチャンスを仕留めたオマリの恩返し弾に沈み、神戸は0-1で敗戦。リーグ6連敗を喫した神戸は9勝9分16敗の勝ち点36、14位で2020シーズンを終えた。

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