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「始まりは1人のサポーターでした」鹿島一筋23年…GK曽ヶ端準が現役引退を発表

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GK曽ヶ端準が現役引退

 鹿島アントラーズは24日、元日本代表GK曽ヶ端準(41)が今季限りで現役を引退することを発表した。

 曽ヶ端は1998年、鹿島の育成組織からトップチームに昇格。2001年にレギュラーに定着して以来、守護神として鹿島のゴールを守ってきた。在籍期間でリーグ優勝7回、リーグカップ優勝5回、天皇杯優勝4回と数々のタイトルを獲得。日本代表では02年のワールドカップ日韓大会のメンバーに選ばれた他、04年のアテネオリンピックにもオーバーエイジとして出場した。

 鹿島一筋23年の曽ヶ端はクラブ公式サイトを通じて、惜別の言葉を伝えた。

「今シーズン限りで、現役生活を終えることを決めました。僕は鹿嶋で生まれ育ち、このまちに鹿島アントラーズが誕生し、始まりは1人のサポーターでした。それがユースに入り、プロになり、1つのクラブでここまで長くプレーできるとは想像もしていませんでした。鹿島アントラーズで獲得した数多くのタイトル、ともに戦った監督、選手、スタッフ、フロント、パートナー、自分と関わってくれた指導者、いつも支えてくれた両親、兄、妻、子どもたち、そしてファン・サポーターの方々、すべてが財産です。このクラブで勝利のためにプレーし、引退できることを、心から嬉しく思います。23年間、ありがとうございました!」

以下、クラブ発表プロフィール

●GK曽ヶ端準
(そがはた・ひとし)
■生年月日
1979年8月2日(41歳)
■出身地
茨城県
■身長/体重
187cm/80kg
■経歴
波野サッカー少年団-鹿島中学校-鹿島ユース-鹿島
■出場歴
J1リーグ通算:533
リーグカップ通算:83試合
天皇杯通算:66試合
AFCチャンピオンズリーグ通算:41試合
FIFAクラブワールドカップ通算:5試合
FUJI XEROX SUPER CUP通算:5試合
Jリーグチャンピオンシップ通算:5試合
アジアクラブ選手権通算:5試合
ルヴァンカップ/スダメリカーナ通算:3試合
■代表歴
日本代表(2002 FIFAワールドカップ)
U-23日本代表(2004 アテネオリンピック)※オーバーエイジ枠
■獲得タイトル
Jリーグ優勝(1998、2000、2001、2007、2008、2009、2016)7回
リーグカップ優勝(2000、2002、2011、2012、2015)5回
天皇杯優勝(2000、2007、2010、2016)4回
AFCチャンピオンズリーグ優勝(2018)1回
FUJI XEROX SUPER CUP通算優勝(1998、1999、2009、2010、2017)5回
ルヴァンカップ/スダメリカーナ優勝(2012、2013)2回
A3マツダチャンピオンズカップ(2003)1回
日本代表通算:4試合
■主な受賞歴
2001年:Jリーグヤマザキナビスコカップ ニューヒーロー賞
2002年:Jリーグベストイレブン
2003年:フェアプレー個人賞

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