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町田MF李漢宰が現役引退を発表「私の“ゼルビア愛”は永遠です!」広島、札幌、岐阜でもプレー

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町田MF李漢宰が現役引退

 FC町田ゼルビアは25日、12日に契約満了が伝えられていたMF李漢宰(38)が今季限りで現役を引退することを発表した。なお、引退セレモニーは27日のゼルビアファンフェスタ2020の最後に行われる。

 李は2001年、広島朝鮮高級学校から広島に入団。9シーズン在籍した後に、10年に札幌に加入した。11年からは岐阜でプレー。町田には14年に加入し、初年度にはキャプテンマークを巻いた。7年に渡りチームを支えた李。今季はJ2リーグ2試合出場した。

 クラブ公式を通じて、以下のように感謝を伝えている。

「2020年シーズンをもちまして20年間のプロサッカー選手としてのキャリアを終える事を決めました!

 高校を卒業後プロの門をたたいてからここまで、まさか自分が20年のという長い歳月をJリーグと共に歩んでこれるなんて想像すらできませんでした。
これは一重に今まで私を支えてくださったクラブ関係者の皆様、スポンサーの皆様、ファン・サポーターの皆様のお陰だと思っております。心から感謝申し上げます!

 プロ選手としての機会を与えてくださった今西和男さん、サンフレッチェ広島。在籍した9年間で自分のプロサッカー選手としての基礎を築かさせていただきました。現日本代表・森保監督をはじめ諸先輩方より社会人としての沢山の大切な事を学びました。

 唯一の心残りは退団時にサポーターの前で約束しましたビックアーチ(現エディオンスタジアム広島)に必ず戻って来るという約束を守れなかったことです。

 初めての移籍先となった北海道コンサドーレ札幌では怪我に悩まされ思うようにプレーができず申し訳ない気持ちでしたが、そのよう状況でも温かく見守ってくださった皆様の事は一生忘れません!

 FC岐阜での3年間は皆様の期待に応える事はできませんでしたが、当時大怪我でプレーすることもままならない私に機会を与えてくださったこと、辛抱強く待ち続けてくださった事にとても感謝しています。

 2014年より7年間プレーしたFC町田ゼルビア!この7年間、J2昇格やJ2優勝争い、そして残留争いも含め良い時もまたそうでない時もありましたが常に全力で闘ってきました。

 サッカー選手としてのやりがいと、共に想いを共有できる喜びを与えてくださったFC町田ゼルビアに関わる全ての皆様にこの場をお借りしてもう一度感謝申し上げます!!J1昇格に向けてクラブのプロジェクトが進んで行く中、一選手としてそのプロジェクトに携わって行けなくなる事はとても寂しく残念ではありますが私の“ゼルビア愛〟は永遠です!

 これまで指導していただきました監督、コーチ、サポートしてくださいましたメディカルスタッフ、マネージャー、クラブスタッフの皆様、そしてピッチで対戦した多くのサッカー仲間と苦楽を共にしてきたチームメイト!ありがとうございました‼️

 最後になりますが、思う存分サッカーをさせてくれ支え続けてくれた両親、いつも応援してくれた親族のみんな、そして僕の気持ちを尊重しサポートしてくれた妻と3人の子供達に心から“ありがとう”を伝えます!」

以下、クラブ発表プロフィール

●MF李漢宰
(り・はんじぇ)
■生年月日
1982年6月27日(38歳)
■出身地
岡山県倉敷市
■身長/体重
173cm/68kg
■経歴
倉敷朝鮮初中級学校サッカークラブ-川鉄サッカークラブ-広島朝鮮高級学校-広島-札幌-岐阜-町田
■出場歴
J1リーグ通算:92試合5得点
J2リーグ通算:192試合5得点
J3リーグ通算:63試合5得点
リーグカップ通算:18試合

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