レノファ山口FCは5日、柏レイソルから育成型期限付き移籍をしていたMF田中陸(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。

　田中は2020シーズンのJ2リーグで31試合1得点を記録。山口の公式サイトを通じ、「昨シーズンは悔しい結果となりましたがそんな状況の中でも最後まで応援し続けてくれたファン、サポーターみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。「今年こそはその熱い気持ちに応えられるよう全身全霊で頑張っていきます。そして、より一層レノファの選手としての責任と誇りを持って山口のために戦います」と伝えている。

　また、育成組織からプレーを続けた柏の公式サイトでは「プロになるという夢をレイソルで叶え、日立台のピッチでプレーできたことは自分にとっての誇りです」とコメント。「アカデミーの時から約10年間プロとして2年間、良い思いも悔しい思いもたくさんありました。そのすべてが今の自分を作っていると思うと感謝しかありません。柏を離れるのはすごく寂しいですが、皆さんに成長した姿を見せられるよう、この決断に自信を持って次のステージでも頑張ります。ここまで育てていただき、本当にありがとうございました」と感謝を伝えている。

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