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徳島の新監督がチーム始動時に不在へ「不運なことに…」

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今季から徳島を率いるダニエル・ポヤトス監督

 徳島ヴォルティスは15日、スペイン人のダニエル・ポヤトス監督とマルセルコーチが入国制限により、新チーム始動時に不在となることを発表した。入国予定日は決まり次第、改めて発表するとしている。

 クラブは公式サイト上で「政府の方針に基づき、スポーツ庁よりJリーグを通じて、緊急事態宣言下における外国人プロスポーツ選手等の入国について、出国元の国・地域を問わず新規入国が認められないとの連絡がありました。そのためスペイン在住のダニエル ポヤトス監督は1月18日(月)の新チーム始動時は不在となります。また、同様の理由によりマルセルコーチも不在となります」と説明。指揮官が不在となる間は、甲本偉嗣ヘッドコーチがチームを統括するという。

 ポヤトス監督は今回の発表にあたり、「不運なことに世界中の人々が、新型コロナウイルスとパンデミックが引き起こしている様々な例外的な状況に悩まされています。私は日本政府からの指示に従っているため、ファンの皆さんに私自身が最初のトレーニングに帯同することができないことを知らせたいと思います。そして、私達はJ1定着を成し遂げるための最適なチーム作りをしていくために、様々な手段を使いながら動いています。ファンの皆さんが心配をなさらないことを願います。この状況は、クラブ全員にとって難しい状況ですが、今こそより団結し、この状況に適応しながら、人生が私達に与えた試練を共に乗り越えて行きましょう」とコメントした。

 徳島は昨季、同じスペイン人のリカルド・ロドリゲス前監督の下でJ2初優勝を果たし、7年ぶり2度目のJ1昇格を達成。同指揮官は今季から浦和で指揮を執ることになっている。ポヤトス氏は過去にエスパニョールやレアル・マドリーの下部組織で監督を務め、2020年はパナシナイコス(ギリシャ)を指揮していた。

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