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野洲高で乾と同期、村田和哉が32歳で現役引退「人生第2章は、滋賀県にJクラブを…」

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 柏レイソルは22日、2020シーズン限りで契約満了となっていたFW村田和哉(32)が現役を引退することを発表した。昨季は期限付き移籍先のレノファ山口FCでプレーした。

 野洲高時代は乾貴士(エイバル)の同期で高校選手権を経験して大阪体育大に進学し、11年にC大阪に入団。清水を経て19年に柏へ移籍すると、期限付き移籍で19年夏からは福岡、昨季は山口でプレー。ラストシーズンはJ2リーグ13試合に出場した。

 山口を通じて、「プロサッカー人生を歩んできた中でレノファ山口が最後のクラブになりました。山口で過ごした一年は価値観が大きく変化し、山口の地で学んだこと、感じたことはたくさんあり自分自身も成長出来たと思っています」「自分を温かく受け入れてくださりありがとうござました」と感謝のコメント。柏を通じて、以下のコメントを発表している。

「このたび、村田和哉は現役引退を決意致しました。22歳からプロサッカー選手としてキャリアをスタートさせていただき、10年間を一つの目標としてプレーしてきました。自分が取り組んできた活動に何の未練もありませんし、後悔もありません。心から最幸すぎる10年間だったと思います。

 5つのクラブで出会えたサポーターの皆様、監督、選手、チームスタッフの関係者の方々、各スポンサー企業様、マネージメントをしていただいたJSP様、村田和哉後援会の皆様、家族を含めて仲良くしてくださった地域の皆様、関わってくださった全ての方々と同じ時間を共有できたことが人生の大切な財産になりました。

 最後にこれまで一番のサポーターであり、一緒に戦ってくれた妻と2人の息子たち、どこにでも応援に駆けつけてくれた母、いつも天国から見守り続けてくれた父に心から感謝しています。

 人生第2章は、滋賀県にJリーグクラブを創設するという夢に挑戦し、愛する故郷に夢と希望と元気を与えていきます。32歳でその壮大な夢に挑戦できることに今はワクワクしています。

 滋賀県の未来のため、日本の未来のために頑張りますので、今後とも引き続き夢への挑戦を応援していただけると嬉しいです。

 プロサッカー選手だったから華があったのではなく、村田和哉が居る限り花を咲かせ続けられるように頑張ります。10年間本当にありがとうございました。人生最幸!!」

●FW村田和哉
(むらた・かずや)
■生年月日
1988年10月7日(32歳)
■出身地
滋賀県
■身長/体重
169cm/64kg
■経歴
野洲高-大阪体育大-C大阪-清水-柏-福岡-柏-山口
■出場歴
J1リーグ:112試合8得点
J2リーグ:54試合5得点
天皇杯:21試合2得点
カップ戦:29試合1得点
ACL:1試合

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