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川崎Fアカデミーの先輩後輩…三笘「参考にしている」横浜FM仲川「非常に厄介な選手」26日開幕戦へ

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オンライン会見に出席したMF三笘薫とFW仲川輝人

 2021シーズンのJ1リーグが26日に開幕し、等々力陸上競技場で川崎フロンターレ横浜F・マリノスが対戦する。24日、開幕戦に向けたオンライン記者会見が行われ、川崎Fからは鬼木達監督とMF三笘薫、横浜FMからはアンジェ・ポステコグルー監督とFW仲川輝人が出席した。

 三笘と仲川は5歳離れているが、ともに神奈川県川崎市出身、川崎Fアカデミーで育った先輩後輩という関係。仲川の印象について、三苫は「スピードがあって、カットインからのシュートやクロスだったり、1人いるだけで脅威になる選手。僕たちもケアしないといけない。同じドリブラーで、タイプは少し違いますが、参考にさせてもらっています」と明かした。

 対する仲川は「三笘くんは緩急のつけ方がうまくて、人数を引きつけて味方を使うこともできる。うちにとっては去年、ホーム・アウェーで点を取られているので、非常に厄介な選手」と警戒を強めると、「(横浜FMは)止めに行くと思うし、それを三笘くんにも楽しんでもらえたら」と笑みを浮かべながら語った。

 三笘はルーキーイヤーの昨季、30試合出場で13ゴール12アシストと大ブレイク。1月1日の天皇杯決勝・G大阪戦(○1-0)で決勝ゴールを挙げると、20日に行われた富士ゼロックススーパー杯・G大阪戦(○3-2)では2得点を挙げ、今季も爆発の予感を漂わせる。「観客の皆さんに楽しんでもらえるようなプレーをしていきたいですし、今年も数字にこだわって、ゴールやアシストでチームの勝利に貢献していきたい」と、昨季に続く活躍を誓った。

 一方、2019年に得点王と最優秀選手賞(MVP)に輝いた仲川は昨季、負傷に苦しんだが、「今年はフルシーズンで試合に出て、23得点を目標にしている。1試合1得点を目標に、それになるべく近付けるように頑張っていけたら」と目標を掲げた。
 
 直近の4シーズンは17、18、20年に川崎Fが、19年に横浜FMがJ1リーグを制覇した。開幕戦はそんな両雄が激突する神奈川ダービー。鬼木監督は「ハードワークをベースに自分たちのスタイル、得点を取り続けることにこだわりを持つ。対策してくるチームはハードワークとメンタルで上回る」と意気込み。ポステコグルー監督は「相手がどうこうよりも自分たちのサッカーをどう戦うかに重点を置いている。ポジティブなスタートを切りたい」と必勝を誓った。

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