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“新生”浦和、阿部弾で先制も逃げ切れず…FC東京が森重弾でドローに持ち込む

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浦和レッズFC東京の開幕戦はドロー決着

[2.27 J1リーグ第1節 浦和 1-1 FC東京 埼玉]

 J1リーグは27日、第1節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズFC東京が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半29分にMF阿部勇樹のゴールで浦和が先制するも、同41分にDF森重真人の得点でFC東京が追い付き、1-1のドローに終わった。

 今季よりリカルド・ロドリゲス監督が就任した浦和は、新戦力のMF小泉佳穂(←琉球)、MF明本考浩(←栃木)、大卒ルーキーのMF伊藤敦樹(←流通経済大)らを先発起用。一方、長谷川健太監督体制4年目を迎えたFC東京は今季加入したFW渡邊凌磨(←山形)らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合開始早々の前半5分、DF山中亮輔のパスを受けた小泉が前を向いてスルーパスを供給すると、反応したFW杉本健勇が右足で蹴り込んでネットを揺らす。浦和が先制したかと思われたが、VARが介入した結果、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 その後は両チームともに体を張った守備に遭い、簡単にはフィニッシュまで持ち込めず。前半アディショナルタイムには山中が狙った直接FKがGK波多野豪の守備範囲に飛ぶなど、スコアは動かないまま前半終了を迎えた。

 0-0のまま後半を迎えると、FC東京はFWディエゴ・オリヴェイラに代えてFWアダイウトンを投入。さらに同16分には渡邊に代えてFW永井謙佑をピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。

 しかし、後半29分に先制に成功したのは浦和だった。小泉が蹴り出したCKの流れからDF槙野智章が放ったシュートはGK波多野豪に阻まれたものの、相手の中途半端になったクリアに反応した阿部が右足で蹴り込んでスコアを1-0とした。

 だが、1点のビハインドを背負ったFC東京は後半41分、MF三田啓貴が蹴り出したFKを森重がヘディングで叩き込み、試合を振り出しに戻す。その後、両チームに勝ち越しゴールは生まれず、1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

(取材・文 折戸岳彦)
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