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帰ってきた千葉和彦が第1号弾! アクシデント続出の一戦、アウェー新潟が北九州を4発撃破

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[2.27 J2第1節 北九州1-4新潟 ミクスタ]

 2021年シーズンのJ2リーグが27日に開幕した。ミクニワールドスタジアム北九州では昨季5位のギラヴァンツ北九州と同11位のアルビレックス新潟が対戦。アウェーの新潟が4-1の快勝を飾り、2年連続で白星スタートを切った。

 開始から両チームともアグレッシブにゴールを目指す中、先にスコアを動かしたのは新潟。飲水タイムが明けた後の前半27分、PA内左のMF高木善朗が左足で打ったシュートはわずかにゴール右へ外れるが、相手に当たっていたとして右CKを獲得する。同29分にキッカーのMF島田譲が左足でクロスを送ると、新戦力のFW鈴木孝司(←C大阪)がニアに走ってマークを引き付け、その奥でフリーとなったDF千葉和彦(←名古屋)が反応。今季10年ぶりに新潟へ復帰した35歳DFは豪快なヘディングシュートを決め、この試合のオープニングゴールを挙げた。

 しかし、北九州も新加入選手のホットラインで同点に追い付く。前半41分 、自陣でのリスタートからMF六平光成(←清水)が持ち上がり、ハーフウェーラインを越えたところで浮き球のスルーパスを供給。DFを振り切って受けたFW富山貴光(←大宮/期限付き移籍)がPA内右に進入し、右足でゴール左に流し込んだ。

 そのまま前半は1-1で終了。追いつかれた新潟だったが、ハーフタイム明けから数分で相手を一気に突き放す。後半12分、右サイドを抜け出した高木がPA内右から右足でクロス。ゴール前の鈴木がDFの間にうまく入り、頭でゴール左に押し込んだ。

 後半15分にはパスワークで右サイドを崩し、PA内右に進入したDF藤原奏哉(←北九州)が右足でグラウンダーの高速クロスを送る。ニアで対応を試みた北九州DF佐藤喜生の左足に当たってネットが揺れ、オウンゴールで3-1となった。

 新潟はその直後、DF堀米悠斗にアクシデントがあり、後半18分に最初の交代カードとしてDF田上大地を緊急投入。すると、今度は北九州の富山も左膝を痛め、担架で運び出される。北九州は飲水タイム明けの後半28分に富山との交代で入ったMF西村恭史(←清水/育成型期限付き移籍)を含め、同時に4選手を投入した。

 それでも新潟の攻勢は止まらない。後半30分に右サイドの高木が右足でクロスを送ると、大外からフリーで駆け上がったMF本間至恩がトラップから中央へ持ち出し、倒れながら右足でシュート。ゴール左に決まり、さらにリードを広げる。本間は直後に右足をつり、同32分に交代で退いた。

 大量失点の北九州は反撃を図ったものの、後半はゴールを奪えずに1-4でタイムアップ。昨季に続いて黒星発進となった。

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