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逆転3発で初陣白星! 清水ロティーナ監督「個人個人の集中力、パフォーマンスが素晴らしかった」

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清水エスパルスが開幕白星

[2.27 J1第1節 鹿島1-3清水 カシマ]

 昨季J1リーグ16位に低迷していた清水エスパルスが、鮮烈な白星スタートを切った。就任初陣を飾ったロティーナ監督は「個人個人の集中力やパフォーマンスが素晴らしかった」と選手たちを称えた。

 開幕節の相手は過去の同カード対戦で9試合にわたって勝てていなかった鹿島アントラーズ。GK権田修一やDF鈴木義宜ら新加入選手7人を先発に起用し、強力な攻撃陣を相手になんとか粘り強い戦いを繰り広げていたが、後半30分にセットプレーから失点し、一時は苦しい状況を強いられた。

 ところが直後の後半33分、Jリーグデビュー戦となった新加入FWチアゴ・サンタナのゴールで同点に追いつくと、38分にはFWカルリーニョス・ジュニオのクロスから途中出場のFW後藤優介が逆転弾。最後はセットプレーからオウンゴールで突き放し、終わってみれば2点差で貴重な勝ち点3を奪うことに成功した。

「すぐにわれわれが同点に追いついたが、それが試合の鍵になった。同点ゴールが彼らにダメージを与えたと思う。また素晴らしいゴールの2点目もすぐに入って、それによって試合をこちらのものにできた」。

 試合の流れを一変させた連続得点をそのように振り返ったロティーナ監督は、自らが投入した後藤やMF河井陽介ら交代選手の働きぶりにも「彼らが持ち味を出してチームに貢献することが90分の中でとても重要。入った選手がそれぞれの役割を果たしてくれた」と手応え。また前半のピンチを救ったGK権田修一についても「素晴らしいセーブをした」と名指しで称えた。

 決勝ゴールを決めた後藤は「なかなか決めることができていなかったのですごく嬉しかった。みんなが喜んでいる姿を見ると自分は一番嬉しいけど、それが見られて良かった」と笑顔。また来日初ゴールとなる同点弾を沈めたチアゴは「世界でも注目されるリーグでプレーできることをすごく幸せに思っているし、エスパルスの一員としてこのユニフォームを着てグラウンドに立てることを幸せに思った。もっともっとゴールを積み重ねられるように努力していきたい」と今後への意気込みを語った。

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