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磐田はシュート24本も開幕黒星…ゴール枠に2度嫌われた遠藤保仁「決めるべき時に決めていれば」

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MF遠藤保仁は決定機も…ゴール枠に嫌われた ※写真は昨季のもの

[2.28 J2第1節 琉球 1-0 磐田 タピスタ]

 J1昇格を目指すジュビロ磐田は開幕戦で0-1の敗戦。試合開始1分で失点を喫すると、その後シュート24本(枠内11本)を放ったが、追いつくことができなかった。

 昨季はJ2リーグ6位で昇格を逃した磐田。昨年10月に就任した鈴木政一監督体制で昨季終盤は立て直したものの、今シーズン開幕戦は黒星に終わった。前半1分に左サイドからクロスを上げられると、琉球MF池田廉にシュートを決められる。残りの長い時間でシュート24本を放つも、ゴールネットは揺らせず、そのまま試合終了となった。

 鈴木監督は試合後のインタビューで「内容的には悪くない。得点というはっきりしている部分があるので、選手には次に向けて準備をしていきたいと話はしています」と語る。シュートまで行けたことと、無得点に終わったことを指摘しながら、「フィニッシュのところを1週間で改善して、次のホームで勝てるように準備をしたい」と前を向いた。

 開幕メンバーに名を連ねたMF遠藤保仁はフル出場。持ち味のキック精度は健在で、中盤から大きく展開を変えてみせた。また、この試合では2度決定機もあった。前半終了間際、PA手前からロングシュートを放つもクロスバーを直撃。さらに、PA手前の好位置で得意のFKチャンスが数度あり、後半25分のFKでは低いボールで狙うもゴール右ポストを強く叩いた。

 遠藤は試合後「決めるべき時に決めていればという試合だったとは思いました」と試合を振り返る。「開幕戦ということで勝ち切れなかったっていうことは非常に残念だなと思います」と述べ、「FKも前半のシュートに関しても決めたかったと思いますし、前半のシュートは特にフリーだったので、もっと練習しないといけないなと」と自身の決定機逸を悔やんだ。しかし、そこまでの攻撃の形には手応えも感じており、「ボランチとか3列目の選手がフィニッシュにどんどん絡んでいくっていうのは、今後も続けていきたいなと思います」と語った。

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